雨宮の迷走ニュース

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魔女の宅急便って、魔女なのに思春期感がすごいリアルだよね

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作品ラインナップ|金曜ロードシネマクラブ|日本テレビ

 

今日は魔女の宅急便が金曜ロードショーだそうで。ドイツ在住には辛いところです。
この前魔女宅を見たのは何年前だろう……。それでも不思議とジブリ作品は内容をきっちり覚えてるんですよねー。さすが世界の宮崎駿。

今思うと不思議なのは、キキって存在がすごくリアルなところ。あの子魔女っ子なのに!

 

魔女に思春期感を感じるところがさすがジブリ

だってさ、魔女だよ?見たこともないし、いると立証されてない存在。それなのに、キキってなぜかすごい共感できるキャラなんですよ。そこがさすがジブリです。

男の子と話していてからかわれるとむすっとする。
初めてのバイトを一生懸命がんばる。
うまくいかないと、友達(ジジ)に愚痴る。
ちょっとおっちょこちょいで、焦る。
恋をして戸惑う。ザ・思春期。

共感する要素が満載です。なんだか中学生の時こんな感じだったな……なんて思います
そこらへんにありそうな物語を、すっごくドラマチックにした感じ。

一応言いますが、この子は魔女です。


魔女をここまで身近に感じさせるのはすごいですね。

作品に秘められた「あなたの物語」

ジブリは裏話満載ですが、魔女の宅急便ではこんな裏話が。

 

「最初の出発点として考えたのは、思春期の女の子の話を作ろうということでした。
しかもそれは日本の、僕らのまわりにいるような地方から上京してきて生活しているごくふつうの女性たち。
彼女たちに象徴されている、現代の社会で女の子が遭遇するであろう物語を描くんだ、と。

これは架空の国を舞台にした、魔女が出てくる架空のお話だけれども、僕らが描くのは、いま都会に出てきて自分の部屋と仕事は何とか手に入れたけど、さてそれからどうしたものだろうと思っている女の子たちの物語であると」

 金曜ロードSHOW!


これは宮崎駿さんが、魔女宅について語ったときのもの。

わたしの考察どおりやん!!!! 

そう、魔女宅の魅力は、「どこにでもいるような、普通の思春期の少女」の物語であることですね! 

そして謎を残すジブリの手法

ジブリって都市伝説がすっごい多いですよね。
千と千尋なんてまさにそれ。トトロもいろいろと言われていますし。実はさつきとメイは死んでいた説とかね。

魔女宅でも謎が残されています。なぜ黒猫ジジは話せなくなったのかということ。にわかですみません。

人間との生活、見知らぬ土地、人…… 
キキはなにかと黒猫ジジに相談します。愚痴ったりも。思春期の女の子です。

でも、ジジは最後のほうでは、話さなくなります。「にゃーご」と猫の鳴き声で鳴くように。

さて、これには色々な説がありますが、これはどういうことを意味しているんでしょうか。
 

再び飛ぶことができるようになったキキですが、ジジは喋らないままです。
実はそれはキキの魔女の力が弱くなってしまったからではなく、キキが新たな一歩を踏み出したからこそ、ジジが「ただの猫」に戻ったということなんです。

このことについて、鈴木敏夫プロデューサーは次のようにコメントしています。

「(ジジは)ただのペットじゃなくて、もうひとりの自分なんですね。だからジジとの会話っていうのは、自分との対話なんです。ラストでジジとしゃべれなくなるというのは、分身がもういらなくなった、コリコの町でちゃんとやっていけるようになりました、という意味を持っているわけです」

金曜ロードSHOW!

 

ふむ。二重人格的な……?

いやちがうな。これは思春期の女の子特有のアイデンティティだ。自分とうまく向き合えてなかった女の子が、とんぼとの出会いによって、自らを見つめなおすことができた。

そんな感じかな……? 

恋をしたからジジが話せなくなったっていう説は、鈴木さんのコメントを見る限りちがうみたいですね。

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もうジブリの新作は見られないのか

ジブリって宮崎さん引退して、もう終わっちゃったんでしょうか。
息子さんはゲド戦記で批判の嵐でしたからねぇ……。コクリコ坂はわたし見ていないので知らないけど。

宮崎さんが君臨していたからこそのジブリであって、宮崎さんなしで立ち行かないのはしょうがないかもしれない。

でもわたしはジブリの新作が見たいよ! ちょっとほっこりするけどどこか切ないジブリの新作を見たいよ!

これからは誰が指揮をとるのかな。昔みたいな名作がでてくるのは難しいだろうなぁ……残念で仕方ありません。

戦後いろいろな分野を牽引してき方たちが、引退したり、この世を去っていきました。
新しい世代が育ってる気がしない……。