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ドイツ発 雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

シニアインターンっていいんじゃない?映画、マイインターンを見た

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はい、日本帰国しましたー!
いつもANAなんですが、今回は到着時間と価格を考えて、JALにしました。でもANAの方が機内食おいしいね。

で、機内で映画、マイインターンを見ました。ほっこりするいい映画でした。ので、その感想と思ったことを書いていこうと思います。


おじぃちゃん紳士がかっこいい

まずはあらすじです。「プラダを着た悪魔」のような下克上っぽい映画かと思っていました。
でもぜんぜん違いました。

キャッチフレーズは、「すべてを手に入れたはずの彼女に訪れた試練 そこにやってきたのは、70歳の新人(インターン)だった」というもの。


ファッションサイトのCEOをしているジュールスは、それこそ分刻みで動いているほどの忙しさで、情熱のすべてを仕事へと傾けていた。
で、ひょんなことから「シニアインターン」なるものを募集することに。

そこに、ちょっとユーモアがあって、まじめで、紳士的な70歳の男、ベンがやってくる。そしてベンは、ジュールスのアシスタントに配属されるのだった。

というちょっと変わった設定。


働く女の象徴であるジュールスには、イクメンの旦那とかわいい娘がいます。ですが彼女は、仕事と家庭の狭間で揺れ動きます。

悩む彼女を、時には励まし、時には優しくしかり、ベンはジュールスを導きます。
でもそれは押しつけがましくなく、40歳年上という立場にも関わらず、とても丁寧に、謙虚に助言していきます。

ベンのキャラが魅力的で、ジュールスが彼に心を許していく理由がよくわかります。
そして彼女は、大きな決断を迫られて――みたいな話です。


魅力的なお年寄りはどこへ?

最近、老害なんて言葉がはやっていますよね。でも本来、 お年寄りって魅力がある人が多いはずなんですよねぇ……。

心が広くて、細かいことを気にせず、そっと導いてくれるような存在。人生経験が多いお年よりは本来なら、その経験から技術を伝えたり、若い人にそっと道を説くことができるはずなんですよ。

それなのに、現代のお年寄りはなんだか「目の上のたんこぶ」になってしまっています。なんでだろう。


思うに、「自分は苦労したから若い世代もそうあるべき」という道連れ根性なんじゃないかなぁ。

時代は変わっていくのに、お年寄り(団塊世代とかシニア層)は、自分のやり方がいまだにすべて正しいと思っている人が多く、若い人たちに寄り添うことができない。

でも少しだけ柔軟に考えられたら、若い人たちの道しるべになれるはずなんですよねぇ~。

社会と関わるチャンスを

孤独死、なんて言葉もよく使われるようになりましたね。
これは映画の最初の方で、ベンがインターンに申し込むところの台詞です。

「 音楽家の引退は、自分の中に音楽が消えたとき。 私の中にはまだ音楽があります 」


こういう人は多いと思います。
ずーっと働いていたのに、いきなり「明日から働かなくていい」状態になる。

ベンは奥さんを亡くしていますから、孤独で退屈な生活になってしまいますよね。でもベンの中ではまだ、「社会の中で生きていきたい」という気持ちがありました。だからインターンに応募した。


寿命が延びることによって、引退からもまだ20年とか人生があるわけですよ。長すぎぃ!
そしたら有意義に、社会と関わっていたい、という思いもうなずけます。ひとりじゃさみしいもんね。

今回はインターンという形でしたが、それ以外にもお年寄りが社会に関われるチャンスが、もっと増えるといいですね。わたしは年上の方と話すのが好きなので(同年代には相談できない人)、こういうのはとてもすてきだと思います。

とはいえモウロクしてたら会社として困るけどね……。