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ドイツ発 雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

世界のトップ62人の大富豪が、36億人と同じ資産を持っている

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現代ビジネスで「たった62人」の大富豪が全世界の半分の富を持つという記事があったので取り上げてみます。

ちなみに日本人でこのトップクラスに入ってるのは、ファーストリテイリングの柳井正社長だけだそうです。資産総額約2兆3000億円だそうな。なにこれ、鰻重何杯食べれるの。

 

大富豪が富を占領している

ふぇー。本気の金持ちってまさに桁違いだなぁ。

世界経済に不穏な影が差し始めた今、国際貧困支援NGO「オックスファム」の報告が、各国に衝撃を与えている。

「世界のトップ62人の大富豪が、全人類の下位半分、すなわち36億人と同額の資産を持っている」

大ざっぱに言えば、1台の大型バスに収まる程度の金持ちが、世界の人口の半数を養える額、約180兆円を持っているということ。気の遠くなるような話だ。

上位10人の中には、米財閥一族のコーク兄弟や、ウォルマート創業家のウォルトン一家のように、家族・親族で複数ランクインしている金持ちもいる。まさに彼らは、生まれながらの「世界の支配階級」たちだ。
ゲイツ氏ら世界のトップ中のトップが持つ資産額は、ギリシャやデンマークの国家予算にも匹敵する。


国家予算……。だめだ、全然ピンとこない。
ビル・ゲイツさんが全資金使えば、1年間国を運営できるってことですよね? ……だめだ、やっぱりピンとこない。なんだよそれ、すごすぎ。

不平等感満載ですねぇー。

まぁでも全員平等、とはいかないので、勝ち抜けする人が出ること自体は不思議なことではありませんね。
実際家庭が裕福だと成功するチャンスに恵まれるというようなデータもあるようなので、たしかに「生まれながらに世界の支配階級」なんでしょう。

自分と関係なさすぎてもはやうらやましくもないっていうのがポイントですねw


金の不平等さは人生の不平等

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お金、誰でもほしいですよね。あるにこしたことがない。まぁ金は天下の回りもの、なんて言いますが、要は縁だと思うんですよね。

縁がある人のところには舞い込んでくる、というイメージです。

ゲイツ氏の全財産を使えば、単純計算で日本国民よりも多い、1億3000万人の貧困層を1年間養うことができる。
だからといって、当然ながら、彼の命に貧しい人々の1億倍の価値があるわけではない。
それに、ゲイツ氏に普通のサラリーマンの何百万倍も能力があるとは考えづらい。

はたして、一人の人物が億単位の人を養えるほどの大金を手にすることに、妥当性はあるのか。



著書『これからの「正義」の話をしよう』がベストセラーになった、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が言う。

「普通に考えれば、数千億円、数兆円という富を一人の大富豪が独占することには、意味がありません。到底使い切れないですからね。せいぜい数十億円もあれば、一人の人間が満足できないということはないはずです」

「『カネを持っている』ということが、『休暇のあいだに贅沢をしたり、豪華なヨットや自家用飛行機を持つ権利がある』ということだけを意味するのであれば、あまり大した問題ではないでしょう。

でも実際には、高度な教育、手厚い医療、安全な暮らしといったものも、金持ちほど手に入れやすいわけです。政治権力への影響力もカネ次第です。事実、大富豪がやると決めた戦争で、今も庶民や貧困層が死んでいる


確かに、裕福な家庭に生まれた方が、人生の選択肢が多い。これは事実。 地獄の沙汰も金次第、なんて言葉もありますからねぇ。

学歴なんかは、ある程度まではお金で買えますし。


さて、ここで質問がありましたね。
「ごく限られた少数が巨万の富を持っていることに妥当性はあるのか」

え、あるんじゃね?w とわたしは思いましたが、いかがでしょう。

実際、カネっていうのは、全世界の人間に平等にわたる、なんてことあり得ません。
っていうかそれならもう配給でいいんじゃない? って思う。

 

だって国によってお金の価値が違う時点で「平等」なんてムリだし、例外はあるけど基本的に人は豊かになるために働くんだから、平等にしたら労働意欲がなくなりますよね。どこかの国の例じゃないけど。

だからカネの価値なんてのはものすごく不安定なので、平等に分け合うのは不可能。



平等に分け合うことが不可能なモノなんだから、持つ者と持たざるものがでるのは当たり前。そこで「妥当性」なんていうのはナンセンスですよ。

じゃーどれくらいの格差までなら許されるの? それとも完全に平等な分配を目指すの? って話になっちゃいますよねぇ。


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金持ちは金をどう使うべきなのか

お次は「そんな使い切れない金があってもしょうがないじゃないか、みんなのために使いましょう」理論。
理論的には正しいと思うけど、まぁ机上の空論ですよねぇ。

日本の格差研究の第一人者で、京都大学名誉教授の橘木俊詔氏が指摘する。

「私は、自力で成功した経営者は世の中に貢献しているから、たくさんもらう資格があると思います。彼らは大きな会社を作り、何万人という雇用を生んでいますからね。

ただ、日本では所得税の最高税率が下がり続けています。30年前は最高で70%取られていたのが、今は45%。金持ちが税金を払うことを嫌がり、政府も彼らの言い分を認めているのです。

海外の富豪のように寄付をするなど、儲けた分だけ社会に還元するという文化が根付いていないことが、日本の金持ちの最大の問題点でしょう

格差・貧困研究が専門で、昨年度のノーベル経済学賞を受賞したアンガス・ディートン氏も言う。

「大富豪といえども、全員が自分の力だけで地位を築いたわけでは決してありません。たまたま金持ちの家に生まれた人もいる。単に運がよかっただけの人もいる。

逆に、彼らに劣らぬ才能を持っていたのに、環境やチャンスに恵まれなかったために、消えていった人もたくさんいます。 このまま格差が拡大し続け、すでに地位を得た富裕層だけが世の中のルールを作るようになるのは、非常に危険です

あー結論そこにいくのかぁ。いやまぁ、わからなくはないんですけどね。


Q1. 金持ちはもうけた分だけ社会に還元すべきなのか

いや、自分のお金は自分で使えば良いんじゃないの? なんで社会に還元する必要があるの? それは国やほかの人にメリットがあるだけで、別に義務じゃないでしょうに。

金持ちの家に生まれるとか、運が良かったとか、そもそも人生ってそんなもんですよねw

まぁ桁違いのお金持ちでお金が余ってるなら寄付でもすればいーじゃんって思うけど、自分のためにお金を使うこと自体は不自然じゃない気がしますが。


Q2.富裕層が世の中のルールを作るのは危険なのか

そりゃまぁ富裕層を優遇し続ければ危険でしょうが、基本的に世の中は不平等ですしねぇ。「勝ち」を「富」で測るなら、勝った人間が力を持つのは当然でしょうし……。

この記事は「大富豪が権力や資産を持ちすぎている」ことに対して疑問を呈しているわけですが、不平等な社会では当然なことです。富と権力が比例するような仕組みの中では、富がある者が力を持つのはむしろ理にかなっているような気すらします。



そもそもみんな不公平だからね

ビル・ゲイツ金持ちすぎぃ! とは思うけどさ、資産の制限したければ国でそういう法律作ればいーじゃん。

でも金持ちが権力握ってるからそういうルールは作れない、とか言うんでしょ? でも相対的に富豪以外の人の方が多いんだから、本気になればどうにでもできるんじゃないの?

それなのにその声が大きくないってことは、みんな「不平等」って現実を理解してるからじゃないんでしょうか。
だって公平に、なんてムリだし。


まぁ「62人が36億人と同じ資産を持ってる」っていうのは驚きだけど、その人たちが社会のためにお金をつかうべきだとは思わないし、思ったとしても結局はその人たちの自由ですからね。

格差を認めないのなら社会主義へ舵を取れば? って話になるし、不平等すぎるっていうなら、じゃあどこまでならいいの? って話になる。

悔しかったらカネを稼げってことですね。
いまはパソコンさえあればいくらでもお金を稼ぐ方法はありますから、レッツトライ。