雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

若者の海外離れ?内向き思考?若者は海外に出るべきなのか

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教育シリーズ、終わり。

今日はまじめに、若者と海外の話です。このブログを読んでくれている人はむしろ、「海外志向」なんじゃないかなぁと思いますが、どうでしょう。

 

若者は海外離れしたのか

最近、「内向き思考」とか言って、若者の海外離れが叫ばれていますねぇ。いつの時代も若者は批判にさらされるのか……。「出来のいい世代」とか言われることあるのかな。

5年、10年前は「若者は海外に行きたがってる!」と言われていた記憶がありますが、いまは「若者が安定志向で内向き」と言われているように思います。


なんかいろんな統計がありますが、これがわかりやすそうだったので、引っ張ってきました。

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BUAISO.net

完全に2極化してますねー!


10年前は6割以上が、「積極的、もしくはできれば海外で働きたい」だったのが、2013年には「めっちゃ行きたい!」人が3割、「まぁ行けたらいいよねー」が1割ちょっと、「いや、俺はいいわ」ってのが6割。

でもこうして見ると、やっぱり「海外離れ」している印象がありますね。


これは2014年の日経新聞の記事です。

今年の元旦を20歳で迎えた新成人は121万人。団塊世代が成人した1970年には246万人だったから、ほぼ半減したことになる。
社会の少数派である若者たちが持てる力を伸ばし、活躍できる世の中を作るのは大人の責務だ。

最近の若者を「内向き志向」だと非難する声がある。
確かに文部科学省の調査では2010年の日本人の海外留学者数は5万8060人と、ピークの04年より30.0%も減った。特に米国への留学生数の落ち込みが大きい。

留学情報を提供する日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)によれば、米国の大学院に留学を希望する日本人大学生は今も増えているという。しかし「英語力、家庭の経済状況、帰国後の就職不安」を理由に、多くがあきらめるそうだ。

英語教育の充実、経済支援や就職活動での配慮をもっと広げてもいい。

日本経済新聞


団塊世代から半減か……。人口が減るってレベルじゃないなぁw

英語力なんてやればできるから理由にならないと思うけど、「奨学金という名の借金を背負っている学生が多すぎ」るのと、「新卒・既卒3年縛りがあるから動きづらい」っていうのはかなり大きな問題ですね。


海外経験って、個人の財産にはなるけど、社会的にはそんなにメリットがないんです。
海外に行ってなくても、「TOIC850点です」ってどや顔できる国ですからね、日本。

「帰国子女です! 海外経験あります!」って言っても、「そこで何を学んだか」とかってアピールしなきゃいけませんし、就活じゃむしろ海外行って何もしてなかった人はやりづらいです。1年留学しても自己紹介すらできないドイツ語レベルの人とか、ふつうにいますし。


個人では楽しい海外生活だったかもしれないけど、就活でそこまでメリットがあると思えないし、いままでは9月帰国だと就活しづらかったんですね。

それに「新卒で就活、就職」が既存ルートになってる中だと、わざわざ海外に出てそのプランを変更するのは面倒です。

うちの大学は「海外留学を応援します☆」とか言ってるくせに、4年の夏に帰国したとき、「留学中の単位認定は3、4ヶ月かかるので、単位を取れてないことを前提に履修してください」とか言われましたしね。4年後期で在学留学だったのに鬼畜すぎw


個人でいい思い出にはなっても、海外に行っていたという経歴は、就活や就職を考えれば、正直そんなにメリットないんじゃないかなぁと思います。お金だってかかるし。そしたら安全な道を選ぶ人が多いのは当然ですよね。

若者が内向き思考になったというよりは、リスクを取る余裕がない、が近いんじゃないでしょうか。


海外経験は大切だけど、日本の方が楽だよね

これに尽きる。日本人が住むなら、日本がいいっすよ。圧倒的に楽。

海外生活は多くのものをもたらしてくれるけど、やっぱり母国語圏で日本食食べて温泉つかって……って生活の方が、楽ではあるんですよ。わざわざ未知の世界に飛び込んで、挫折や苦労を味わうのって、あくまで+αでいいと思います。

だから「安定した生活」を優先させて、海外にわざわざ出ない、という考え方もよくわかります。


だって多くの大学生が奨学金という借金をしてるわけだし、新卒・既卒って枠がありますし。「飛び出す!」には、あまりに「既存ルート」が強すぎる。なかなかそれ以外の道に進めない。リスクが高いですからね。

だから日本で安定志向なのは、むしろ当然じゃないでしょうか。リスクの割に、リターンが「自己満足」くらいなものですからね。


「いや、お前海外にいるやんw」と言われそうですが、だからこそ強く思います。やっぱり母国語が使えて生まれ育った国にいる方が楽よ。

若者が内向きになったんじゃなくて、現実見てるだけじゃないかなぁ。
人と違う道を選ぶと、多少なりとも面倒が増えるし。


わたしは「若者は海外行くべき」だとは思います。理由が「年を取ればとるほど難しくなるから」
ワーホリでも年齢制限あるし、若い方が勉強も苦にならないだろうし。で、海外生活が楽しくなくても、若ければ帰国して何度もやり直せますからね。

こう考えると、わたしはかなり消極的な理由で若者は海外に行くべきだと言っていたんですねー。


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海外にこだわる理由は、もはやない。

そもそも今の時代、国との境目なんてもう、ほっとんどないわけです。ドイツへの移住だって、飛行機乗って、入居して、手続きしただけです。EU内ならなおさら。日帰りで台湾に行ける時代ですよ。

もうほかの国は、国境なんて壁は相当低くなっています。人の移動が盛んだし、それが不利にならない。「自国で仕事見つからないから隣国行くかー」って感じで行けるんです。


日本→外国のハードルが高すぎる理由は、「新卒主義」と「語学」、そして「奨学金」でしょうね。根本的な理由としては、日本自体が割と閉鎖的だからじゃないかな。(島国で鎖国してたんだからまぁ当然だけど) 廃ったとはいえ年功序列があって、キャリアアップって発想が弱いですし。

それを若者のせいにされてもねぇ……。


人生経験として海外に行きたい! っていうのはわかるし、行った方がいいよ! って言いますが、「最近の若者は海外に行きたがらない! けしからん!」って言われると、「うん、勝手にさせて」って思っちゃいます。そういうこと言ってるおっさんたちは海外に行ったの? って話。

わたしは海外で学べることはたくさんあると思うけど、別に海外にこだわる必要はないですよね。個人の自由です。


日本って(ってくくるのも良くないと思いますが)、他人の人生をごちゃごちゃ言ってくるんですよねー。「こうしなきゃいけない」「それはダメだ」とか、他の人の生き方にすごくきびしいです。

それで「若者は海外に行くべき」と言われたり、そのくせ「年金が減る」とか言ってくるわけです。どうしてほしいんだよ、こっちはあんたらのために生きてるわけじゃないんだからよ!


海外に飛び出すことはたしかに人生で大きな糧になるでしょう。でもそれはあくまで個人の自由。行きたければいけばいい、行きたくなければ行く必要はないです。他人の言うことはムシでいきましょう。

以上、解散!