雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

消費する社会日本は、動物の命に「消費期限」をつける。ドイツに殺処分はない

スポンサーリンク

まじめで重い話ですが、犬や猫の殺処分の話です。

ほぼ全員が「殺処分はかわいそう」だと思うでしょう。でもそこで、「よく知らないし」「しょうがない」という正当化が入るわけです。ドイツは殺処分ゼロなのに、なにがしょうがないの?

 

『命の期限』いりません! 殺処分ゼロのドイツと16万匹が殺される日本の違い という記事を読んで思ったことを。

 

日本人はモノを捨てて、買う

日本の消費ってすっごく早いですよね。携帯も家電もすぐに買い換える。そしてリサイクルもしない。

 

おばぁちゃんなんかは、着物から巾着袋を作ったり、タオルを雑巾にしたり、っていうのをささっとできますが、若い世代でそれができる人がどれだけいるんでしょう。

 

最近は読モやらハーフタレントがもてはやされているけど、その人たちだって半年経たずに消えるんじゃないかな。一部のいわゆるブラック企業では、社員だって使い捨てにしてる。

 

なんかいろいろとおかしいと思いませんか? 八百万の神様だなんて、だれが言ったんだろう。日本はいま、ひたすら消費していく社会なのに。

 

 日本は動物すらも消費する

上で紹介した記事からの引用です。 

 

ドイツでは、飼い主の死亡などやむを得ない理由で飼えなくなってしまった動物は、日本のように殺処分センターとなってしまっている動物保護センターではなく、ドイツ国内に約1000以上ある民間のティアハイムで保護されて、新しい飼い主との出会いを待っています。

 

もちろん、ティアハイムに預かってもらえる期限はありません。日本のように「命の期限」はないのです。

 

もう一つ、日本との大きな違いがあります。

 

新しい飼い主に引き取られている割合が、日本の動物保護センターとドイツのティアハイムでは圧倒的に違います。

 

なんとドイツでは、ティアハイムで保護されているうち、90%以上が新しい飼い主に引き取られていきます。

 

日本で2012年度、全国の自治体に捨てられた犬猫の数は22万2883匹。うち殺処分されたのが17万2360匹。殺処分率は77.33%にのぼります。そして、新たな飼い主に引き取られていった犬猫は3万3096匹。

 

信じられます? 1日700匹の犬や猫が人間の手によって殺されてるんですよ。

 「なんかおかしい」って思いませんか?

 

ペットも「おさがり」はイヤ 

昔はおさがりなんかが普通だったんでしょうが、いまは「兄弟区別なく」新しいものを買い与える方が多い気がします。

 

ドイツでは親の古い携帯のSIMカードを抜いて使うとか、引越しのとき家具を売る張り紙を出すとかっていうのは割りと当たり前なんですが、日本の価値観はちがいます。

 

「新品」がとにかく「いいモノ」なんだと思います。

まだ使える携帯を変えたり、修理して直せる家電を買い換えるのは、「どうせなら新しい方がいい」っていう心理。みんなピカピカの新品がほしいわけですよ。

 

でもさ、それってペットにも当てはまるの? やっぱり血統書つきで「ちゃんと」したところから買いたいの?

 

一度飼い主の手から離れた犬や猫は、「しつけされてないんじゃないか」「病気があるんじゃないか」という悪いイメージで見られると思います。

でも実際悪いことをしたのって、人間だよね? 人間が都合が悪くなって放り出したんでしょ?

 

いろいろな事情があるかもしれないけど、「人間が勝手に増やして、勝手にかわいがって、勝手に捨てる」から殺処分なんてことが起こるんですよね。

悪い人間に振り回された犬や猫を救う手立てがないって、おかしいですよ。

 

日本の殺処分はこっそり行われている

殺処分って言葉、たぶん5年ぶりくらいに見たと思う。それくらい日常生活からはかけ離れていて、こっそり行われていること。

 

でも殺処分って、税金でやってることなんですよね? 税金で命奪うくらいなら、その動物の新しい家族を見つける方にお金使ってくれないの? そう思いませんか?

 

結局、言葉を話さない犬や猫を「都合が悪いから」と人間の杓子定規にあわせて、「しょうがない」と正当化しているだけですよね。それどんな自分勝手よ。

 

とは思うものの、いまの状況を考えると、たしかに「しょうがない」んだと思います。

だってみんな血統書つきの毛並みのいい猫がほしいんでしょ? しつけされているかわからない犬よりも、ペットショップの方が信用できるんでしょ?

 

ほかの人に飼われていたペットですからね。「おさがり」よりも「新品」がいいとされる風潮では、ペットだってその範ちゅうに入ってしまうんでしょう。すごく自分勝手です。

 

そんな風潮だから、命であっても「古いモノ」だから処分、なんてことが許されるんじゃないでしょうか。

 

殺処分という考えはまちがえている

殺処分が「しょうがないこと」なのかと思いきや、ドイツじゃ「ありえない」こと。だったら日本だってどうとでもできるでしょ? やれよ!

 

ドイツのほとんどの人は、日本の殺処分の現場なんてしりません。
話せば、誰もが驚き、ありえないと感じます。

日本の現状は、ドイツの人にとってみれば非常識極まりないことなのです。

犬だけで毎日1600匹が販売され、そして700匹が殺処分されているのです。非常識に決まってます。 きびしい言い方をすれば、直接手を下していないだけで、税金を使って私たちが犬や猫を殺しているのと同じです。

 

そう、わたしたちは手を下していないだけで、命を奪っているんです。

 

人間は生きていくために牛や豚の命を奪いますが、それは食物連鎖の一環です。正しい、とは言わずとも、人間の営みだと理解できます。

 

でも、殺処分はちがう。救える命を、勝手な理由で、こっそりと奪っているんです。なんか腹立ってきませんか? なんでいままでこんなことに気づかなかったんだ! ってめっちゃ腹が立ちましたよ、わたし。

 

堂々とできない殺処分に税金を使ってほしくない

殺処分するなら、もっと堂々やってほしい。こっそりやってるのって、表に出ると叩かれるからなんじゃないでしょうか。「正当な」理由があるなら、堂々すればいいじゃない。

 

自分たちが汗水たらして働いて稼いだお金で、犬や猫が殺されるって状況、おかしいですよ。 

わたしたちの税金を、飼い主がいない犬や猫のために使うんならいいんです。でも殺すためには使わないでほしい。そう思いませんか? 

 

わたしは、国のやり方はまちがえていると思います。

 

スポンサーリンク

 



なんで殺処分なんかがまかり通ってるの?

消費し続ける日本は、いろんな面で意識が未熟だと思います。「捨てる」ことに対しての認識が軽くなってしまったことが原因じゃないでしょうか。

 

ことなかれ主義でモノを捨てる 

たとえばリサイクルも、ほんの少しの労力でできること。空のペットボトルをスーパーに持っていくのなんて、なんの苦労もありません。それでも日本にはそんなシステムはない。

分別があるにはあるけど、それはごみとして捨てているということ。リサイクルのためじゃありません。

 

古着でもいいから服が必要、という人がいても、「まぁ安くても売れればね」という発想になる。売れそうにないものは捨てますよね。引き取ってくれるシステムがないからです。

 

まだ使えるものだとしても、「それを必要としているだれか」がそばにいないから、だれかに引き継ぐ、という発想がない。

ことなかれ主義で、自分の手から離れれば関係がない。そういう考えがあるからこそ、殺処分なんてことが許されるんじゃないでしょうか。

 

命の消費は許されない

これは個人差があるから、「自分はぜんぜん平気!」という人もいるでしょう。が、多くの人は「人が使った机」「人が着た洋服」「人が乗った車」よりも、誰も使っていない新品の方を好むでしょう。

 

それが悪い考えとは思わないけど、もう少し「捨てる」ことの認識を改めた方がいいと思います。

 

ドイツだと、留学生が帰国する時期や引越しシーズンなんかは、「この家具売ります」「これあげます」という張り紙や投稿があふれます。

みんな、「捨てるのもったいないもん」という意識です。

 

もったいないという言葉は日本特有らしいですが、それの美学は薄れつつあります。みーんな新しいモノが好きで、捨てることに抵抗がなくなってきている。ただひたすら消費。

 

だから動物の命ですら、消費してしまうんじゃないでしょうか。企業や社会としては、どんどん消費してもらった方がうれしいんでしょうけど。

 

モノにたいして「もったいない」という気持ちが薄れていくのと同時に、命も軽く見えてきたんじゃないかなぁと思います。

捨てることに抵抗がなくなってしまったから、ペットを捨てる人だって出てくる。理論的な因果関係は知らないけど、わたしはそう思いました。

 

そして他人が捨てた「古いモノ」に興味を示す人は少なく、みんな「新品」がほしくなる。だから動物保護センターの動物は、実質保護なんかされてない状況下に置かれてしまう。

 

日本から殺処分をなくすには、どうしたらいい?

「堂々やれ」の一言。やるんなら堂々やったらいいじゃないですか。猛バッシングで少しは減るんじゃないですか。

 

もっと堂々やってみんな考えればいい

殺処分がなくなればいいとは思いますが、かといってドイツのようにすぐにみんなの貰い手が見つかるとも思いません。

 

だから、殺処分をやるなら堂々やればいいんですよ。そしたらみんな考えます。自分ができることはなんだろうって。

ペットショップに行っていた人が、考えを変えるかもしれません。募金をする人がいるかもしれません。少しだけ考えが変わった人がたくさんいれば、救える命もあるはずです。

 

それに、もっともな理由があるんなら堂々できるはずです。表にでないのは、批判されることがわかってるからですよね。だったら思いっきり批判させてくださいよ。「それまちがってるからな!!!」

 

ことなかれ主義だってなめんなよ

日本の政治家は、日本国民をなめてると思います。そうじゃなきゃ税金でこんなふざけたことやりませんよね? 「しょうがない」とかって理由をつけて、「こっそりやればいいんじゃね?」と実行してるんですよね?

 

ふざけんなよ!!!!

やめてあげてよそんなの! いやだよ!!

 

殺処分以外にも、人間が自分勝手な理由でほかの生き物の命を奪っている場面は、たくさんあるでしょう。だから殺処分だけが減ったとして、どれだけ変わるの? と思う人もいるかもしれません。

 

でも、殺処分が減ったら、犬や猫の命が助かるんですよ。じゃあ減らしましょうよ。

 

都議会委員の人が、実際ブログで命をうばわれる瞬間の犬や猫の写真を公開しています。それなのになんで大騒ぎにならなかったの? 去年の10月の記事だよ?

 

shiomura-ayaka.com

 

こんなの、大騒ぎになってしかるべきじゃないの? どんだけことなかれ主義なの?

 

認識を改めるために大騒ぎしたい

わたしは残念ながら、「これやめろよ!」と言って国のやり方をかえる力はありません。でも、こうやって記事にして、一部の人に伝えることはできます。

 

で、その一部の人が「ほんとこれ!!」と思ってくれたら、拡散してくれます。そしたらもっと多くの人のもとに届きます。

 

この記事を書いたから殺処分を減らせるとは思わないけど、それが多くの人に届いて、多くの人が「殺処分はダメだ!」と思ってくれたら、なにか変わるかもしれません。それがブログの力だとも思います。

 

「拡散よろしく★」というキャラではないのですが、もし少しでも共感していただけたら、拡散していただけるとうれしいです。

それがツイッターで騒ぎになったり、facebookでシェアされたりしていけば、数人の意識は変わるかもしれません。それで救える命があるかもしれません。

 

長い記事になりましたが、この記事がきっかけで、殺処分について少し考えてもらえれば、と思います。

共感していただければぜひ、シェアしていってくださいませ。