実名ブログのデメリット。ブロガーは実名出しする必要はない

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最近やたら「ブログは実名を出すべき」って風潮がありますよね。でもぶっちゃけ、実名にするメリットなんてほとんどありません。デメリットは確実にあるけどね。

 

デメリットがあるのに、あえて実名を出す必要ありますか?

 

そんなんだったら、「本名っぽい偽名」でやりゃーいいんですよ。わたしは「雨宮 紫苑」で認知されてるけど、本名じゃないからね。

 

実名ブログのデメリット

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実名でブログをやっている人を批判するつもりはありません。デメリットをわかってやってるんでしょうから、好きにすればいいと思います。

が、無責任に「実名出そうぜ!」ってのはちょっと理解できません。というのも、実名を出すメリットなんて皆無だからです。

 

名前はあくまでラベル

名前なんてのは、ただのラベルなんですよ。たくさんいる人間のなかで、「わたしは誰々です」「あなたは誰々です」ってお互いを認識するためのラベル

まわりがその人を誰か認識できれば、名前の役割は果たせるんです。

 

たとえば、はあちゅうさんの本名を即答できる人って、どれくらいいます? みんな「はあちゅう」で覚えていませんか?

 

「はあちゅう」が彼女のラベルなんだから、彼女は実名を出さなくてもいまと全く同じポジションにいたでしょう。イケハヤさんが「山田太郎」と名乗っていたとしても、「ヤマタロ」とかってあだ名で認識されたでしょう。

 

ほかの人と差別化できてさえいれば、名前自体はなんだっていいんです。

 

実名ブログにしなかった理由

わたしは実名出しはイヤだったので、「実名っぽい偽名」でやっています。雨宮さんで浸透していますが、本名ではありません。「紫苑」にいたっては、花言葉がカッコイイからつけただけ。

 

わたしが実名ブログにしなかった理由は、3つあります。

 

1.ブロガー雨宮は、あくまでオンライン人格

友達に読んでもらうために書いてるわけじゃないから、実名にする必要ないですよね。ブログを通して他の人と交流するなら、リアルの友達と絡んで内輪っぽくなるのもイヤですし、最初はは家族や友達に内緒にしてました。

 

ブロガーである雨宮は、あくまでオンライン上の存在なんです。

 

ちなみにうち、家族仲がいいんですよ。本アカのFacebookなんて、友達より家族の写真の方が多いです。でもさ、「雨宮 紫苑」のキャラじゃないじゃん。ブロガーの雨宮が、毎週のように家族との仲良しこよしの写真TLに上げてもしょうがないじゃん。

 

プライベートとオンラインで見せる部分は必ずしも一致しません。なら、ちがう名前の方がスムーズに切り替えられます。キャラ付けもしやすいですし。

 

2.家族と友達に迷惑かけたくなかった

これが一番大きいんですが、ネットで情報発信してると、思わぬトラブルに発展することがあります。そのとき、家族や友達に迷惑をかけるのがイヤだったんです。

 

炎上でもして過去のSNS投稿を調べ上げられたり、高校生のときの写真掘り起こされたりしたくないです。わたしをタグ付けした友達にアンチコメントがついちゃった日には、申し訳なさで一杯になりますよ。

 

わたしの身内には、実名で表立って活動している人が何人かいます。その人の名前を調べれば、会社、支店、役職などが全部出てきます。わたしのトラブルで、その人の勤め先に凸する人がいないとも限りません。

 

そう考えると、実名出しは自分だけじゃなくまわりの人に迷惑がかかる可能性があるので、イヤでした。

 

3.他人に気安く呼ばれたくなかった

これは完全にわたしの好みなんですが、赤の他人に名前を呼ばれるのって変じゃないですか?

ネットって、多くの場合が匿名じゃないですか。相手はリスクを負ってないのに、なんでこっちは実名晒さなきゃいけないのかなぁーと。

 

 

匿名の人間に本名で呼ばれるのはなんかイヤなんです。相手が本名でも、ネット上でちらっとしか絡んだことがない人に本名で呼ばれるのも好きじゃないです。完全なる好みですけど。

 

 

 

実名ブログのメリットがわからん

わたしにはそもそも、実名ブログのメリットがひとつも理解できません。っていうかないでしょ。

よく挙げられている、「実名ブログのメリット」について考えてみます。

 

実名ブログは信頼度が上がる?

これは必ずしもそうとは言えません。実名で「お前みたいなゴミクズはしね」と言っている人より、匿名でも「そういう言い方はよくないですよ」と言う人の方が、信頼できます。

 

世の中には、署名入りの大手新聞記事でも根拠のない無責任なことを書く記者がたくさんいます。実名だから信頼できるというという理論が理解できません。

 

というか、その人の名前が実名かどうか気にする人ってどんくらいいるんでしょうね? 雨宮 紫苑が実名かどうか気にしました? 「雨宮って言うんだー。へー」で終わりません?

 

名前なんてラベルなんだから、「このブロガーの名前は雨宮」って覚えてもらえば実名だろうが実名だろうがどうでもいいんです。問題はその雨宮を信頼してくれるかどうか。それはわたしの文章で判断されることであって、実名かどうかで判断されることじゃありません。

 

実名ブログは責任感が増す?

「実名だから軽はずみな発言はできない」ってのはただの責任感の話です。実名じゃないからって発言に対して無責任だと思われるのは不愉快です。

実名でもそうじゃなくても、「言っていいことと悪いことのライン」は変わりません。

 

むしろ、「実名だから言っちゃいけない」って自制が必要な人がブロガーになるのはやめたほうがいいと思う。そういう内容って、匿名でも言っちゃダメだからね。

匿名だとうっかり言っちゃうのかな? それって自分の精神が未熟なだけでは?

 

実名ブログは個性を出しやすい?

これもまた勘違いで、名前はあくまでラベルなんです。わたしが「雨宮」じゃなくて、たとえば「葛城」や「平等院」でも、わたしのキャラや個性は変わりません。

 

結局名前なんて、相手が認識してくれてはじめて「ラベル」という役割を全うするんです。イケハヤ=炎上というイメージも、彼が山田太郎と名乗っていたら、山田太郎=炎上ってイメージになるだけです。ラベル自体は基本なんでもいい。

 

実名だから個性が出る! ってのはなんの根拠もないですよね。

 

むしろ自分で考えてキャラ付けできる分、オリジナルの名前の方が個性でるんじゃない? ほら、雨宮ってなんかカッコイイじゃん!?

 

実名ブログより、それっぽい名前で

わたしにとって、実名ブログのメリットはまったくわかりません。実名ブログでなにすんの? 政治家とかならともかく、ブロガーが実名出す必要ってどこにあるのかな?

 

実名に抵抗がある人は、あえて実名を出す必要はありません。

 

「実名ブログ万歳!!」って言ってる人に、「あなたのアドバイスに従って実名出して炎上しました!」「ブログがバレて内定取り消しになりました!」って言っても、面倒見てくれないからね。流されちゃダメよ。気軽に実名は公開しない方がいいっていうのはネットを使う上で鉄則だと思います。

 

おススメは「実名っぽい名前(苗字+名前)」で、「検索で競争率が低い名前」にすること。雨宮が本名って思っている方も多いので、苗字+名前のPNは便利。

 

「雨宮」は検索でいっぱい引っかかるんですよねー。でも「ドイツ 雨宮」での検索も多いので、「ドイツの雨宮さん」なら競争率ゼロ。

雨宮紫苑は、同姓同名はいないと思われます。本名なら同姓同名がいるので、Facebookも数名引っかかりますし。

 

あえて実名ブログにするメリットなんて実際ほとんどないから、「まわりが本名と認識してくれそうなPN」が一番いいと思いますよ。

 

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