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ドイツ発 雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

ミニマリスト括目!「捨てない」が基本のリサイクル大国ドイツ

ドイツ生活
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ドイツ生活も気付いたら3年目を迎えていた雨宮です。ドイツで経験したことはいろいろあるんですが、そのなかでも印象的なのが、「捨てない」という考え方です。

 

日本は、古い=悪いだと決めつけて、どんどん捨てて新しいものを買う消費社会です。 

 

最近はミニマリストブームで「捨てる」ことに焦点が当てられていますが、「捨てない」には焦点が当らない。それってただモノ買って捨ててるだけですよね。

 

リサイクル大国といわれるドイツでは、モノを捨てません。モノを捨てて自慢しているミニマリストは、ちょっと考えてほしいですね。

 

リサイクル大国ドイツ

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ドイツはリサイクル大国として有名だそうで。でもまぁ専門的な話は専門家におまかせして、リサイクル大国ドイツのリアルな生活模様をお届けします。

 

道端を歩けば、電柱に「机20ユーロで売ります」「車1000ユーロで売ります」とかって張り紙がいたるところにあります。そしてそれつながりで買う人も多いです。

 

スーパーで袋は有料が当たり前、その上最近はプラスチックの袋ではなく再生紙の紙袋になってきました。あとダンボールとかね。日本よりもっと進んでます。

 

モノを捨てないドイツと、ミニマリストブームの日本。なんかおもしろい。

 

レストランの食べ残しは持ち帰れる

わたしはあんまり量を食べない人間なので、ドイツのレストランでは半分以上残すこともザラです。申し訳ないと思いつつも、もう食べれないので残すしかない。

 

すると毎回、「持って帰る?」と聞かれます。

 

向こうとしては、「捨てなきゃいけないのはもったいない。お金を払ってるんだから家で温めて食べればいいじゃない」だそうです。食中毒やらで過敏になってる日本とは大違いですね。

 

嫌いな副菜を残したら、「家に持って帰って好きな人に食べてもらって。せっかく作ったんだから」と言われました。たしかにそうだ。

 

そう考えると、「いただきます」って言ってるのに平気で食べ物を捨てる日本が妙に思えてきます。

 

洋服専用のごみ箱がある

ゴミ箱というと語弊がありますが、道端に洋服専用のリサイクルボックスがあります。古着はそこに捨てれば、寄付したりリサイクルしたりしてくれます。

 

日本にも古着屋はあるけど、ぶっちゃけ二束三文にしかならない。持っていくのも面倒くさい。

だから道端に「いらない洋服あったら入れてね!」ってボックスがあるのは親切ですよね。

 

ミニマリストとかいってどんどん捨てるくらいなら、寄付やリサイクルすればいいのに。

 

ペットボトルはリサイクル

ドイツではペットボトルや瓶にデポジット代が含まれていて、スーパーで空いた容器を専用の機械に入れるとお金が戻ってきます。

 

ドイツでは水道水を飲むことは少ないので、かなりの量の空き瓶が出ます。まとめてもっていくと5ユーロ以上になることも多いので、馬鹿にできません。

 

で、大事なのは、「もともとデポジットを払ってる」ところ。持っていかないとデポジット代は戻ってこないので、もったいないです。だからみんな持っていくんですね。

 

どこかで見たんだけど、日本はペットボトルの種類が多すぎてリサイクルには向いていないらしいです。でもデザインを優先させているんだとか。アホくさいですね。

 

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電子機器を使いまわす

ドイツ人ってあんまり新しいモノに興味ないんですよね。機能性重視です。なので、ドイツでは電子機器もあんまり買い換えないんです。

 

「携帯の調子悪いから、お父さんの古い携帯をもらってSIMカードを入れ直した」

「親のパソコンが壊れたから、もらって直して使ってる」

 

みたいな話もよく聞きます。新しいモノ好きな日本では、あんまり考えられないですよね。壊れたら買う、っていう考え方ですから。

というか、壊れてなくても新しいものが人気になります。iPhoneとかがその際たるものだよね。田舎だとまたちがうんだろうけどね。

 

留学してた時、友達の古い携帯に格安SIMカード差して使っていました。また、友達の親が引越すから、と電気ポットもらったり。

 

ドイツでは、「捨てるくらいならだれかに使ってもらいたい」が基本的な概念です。

 

日本人が忘れたリサイクルの考え

江戸時代は究極のリサイクル社会と言われていたそうです。それも当然で、鎖国していて海外から物資は届かないし、日本はたいした資源も取れませんでしたしね。

 

あるもので循環させて、生活を豊かにする。それが前提で社会が回っていたんです。

 

まぁ100年以上も前の話を持ち出してもしょうがないんだけど、おばあちゃんとかって古着から雑巾縫ったりしてたじゃん? 兄弟はお下がりを着てたじゃん?

 

でもいまって、新しいものをどんどん買って、古いものを捨てますよね。みんながみんなそうじゃないんだろうけど、日本では「捨てる」ところをよく見るけど、ドイツでは見ません。

 

資源が無限にあって、ゴミが自然と土に還るならどんどん作って捨てれば良いけど、そうじゃないならあるもので循環させた方がいいんじゃないの?

 

「捨てない」考え方の大切さ

最近、ミニマリストが取りざたされてます。人のライフスタイルだから好きにやればいいけど、「物を捨てましたぜ(ドヤァ」って言ってるのを見ると悲しくなっちゃうんですよね。

 

まだ使えるものでしょ? 寄付しないの? 友達にあげないの? リサイクルしないの? ただのブームで捨てちゃうの?

「捨てる」アピールしてる人ばっかりで、「寄付しました」「売りました」って人は見かけません。

 

あ、責めてるつもりはないですよ。自分のものだから好きにすればいいし。

 

でも道端に洋服ボックスがあればそこに服を入れただろうし、電柱の「○○売ります」っていうのが当然だったらそうやって誰かの手に渡ったかもしれません。

 

でも日本にはそういうシステムが根付いてないから、「いらないから捨てる」になる。「いらないから、必要な人にわたす」って考えにならない。

 

わたしは、「捨てる」人よりも、「捨てない」人の方がカッコイイと思います。極論だけどね。

 

捨てる前に、「本当にもう使えないのか」「だれか使ってくれる人がいるんじゃないか」って考えられるようになればいいなーって思います。

 

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