シェアされやすい記事5パターン!あなたの得意分野はどれ?

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ブロガーだろうがジャーナリストだろうが、物書きは、「おもしろい記事」を書きたいイキモノです。でも「おもしろい」っていうのは人によって違うので、なかなか書けない。というか、簡単に書けたら苦労しません。

 

そこで、そもそもおもしろい記事ってどういう記事か考えてみました。おもしろさを測る指標はいろいろあるけど、やっぱり「大勢にシェアされる」っていうのは、大事な要素ですよね!

 

シェアされやすい5パターンの記事

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わたしは毎日7時と7時半に、ツイッター(@amamiya9901)で「おもしろいニュース記事」についてつぶやいています。ほかにも、毎日「おもしろい記事」をリツイートしています。

 

自分が「おもしろい」と感じた記事を見てみて、「ある程度パターンに分けられるなぁ」と思ったので、ちょっと書いてみます。そして、「なぜその記事がシェアされるのか」についても考えてみました。

 

1.奇抜なテーマ、ギャグ記事

一番シェアされやすそうなのは、ギャグ記事です。要は、「まともな人ならやらない、体を張った記事」です(褒めてる)。ヨッピーさんとか、東大生の1日を50円で売ってる高野りょーすけさんとかが思い浮かびます。

 

「まじでやったのかよw」と思わせるテーマ設定と、顔出し、失礼にならない程度のボケやツッコミなどを織り交ぜることによって、「その人にしか書けない記事」になります。ムダな作業やムダな苦労が多ければ多いほどおもしろくなるという過酷なアレです。センスと好感度を問われるので、ライターの向き不向きがありますね。

 

感想に草が生えてる率が高く、ツイッターでシェアされやすいです。この手の記事は、タイトルが命ですね。

 

2.「ほほぉ」とうなるマメ知識・ノウハウ記事

収納術や仕事術みたいなお役立ち記事やノウハウ記事など、「へぇー!」となる記事もウケがいいですね。なにかに特化したブログやライターはやっぱり強いです。検索で継続的に読まれやすいし。

 

シェアされる→同じ分野に興味がある人が読む→ふたたびシェアって流れでバズりそうです。万人ウケする豆知識は、ニュースサイトなんかが「ネットで話題の」と取り上げて、さらにバズ……なんてなるとウハウハですね。

 

こういう記事は、「みんなに教えたくなるかどうか」がシェアされるポイントです。読者にメリットがあるかないかで、どれだけ読まれるかが大きく変わります。

 

3.問題意識をくすぐるマジメ記事

わたしはこれが多いかな? 社会問題や時事ネタなんかに対し、「これってこのままでいいの?」「こんなことが許されている社会はおかしい!」みたく、問題意識を煽ったり問題意識を刺激する、オカタイ記事です。

 

こういう記事を読む人は、割とちゃんと記事を最後まで読んでくれます。で、「俺はこう思うぜ」っていうのを発信。自分の意見を伝えた結果、記事がシェアされているパターンです。いい記事なら著名人や取締役みたいな人が食いついてくれますが、炎上しやすい+意識高いクソリプが結構な割合でくるのが難点。

 

「なにか言わせたくなる」記事にできるかどうか、つまり「心を揺さぶれるかどうか」でどれくらい読まれるかが変わります。

 

 

 

4.自分らしい視点からの分析記事

「深く考えてなかったけど、そう言われたらそうかも!」みたいな、灯台下暗しだからこその新鮮さがある分析記事です。マメ知識記事が「知識」を与えるとしたら、分析記事は「気づき」を与えるイメージです。

 

先日読んだ、けんすうさんの『日本における匿名とは、自分のことを隠すことではなく、関係性をゼロにすることである』みたいな記事がこれにあたります。わたしの記事なら、『日本の部活制度が、学生に社畜根性を植えつけてる』とかですかね。

 

無難なテーマだからこそ、どう掘り下げられるかが勝負です。テーマ自体は人を選ばないので、切り口がおもしろければかなり読まれるはずです。実はこういう記事はそんなに知識は必要じゃないので、当たり前をどれだけ疑えるかにかかってきます。

 

5.共感を呼ぶ記事

シェアされやすさNo.1は、やっぱり共感される記事だと思います。友達が「感動した!いい記事だよ!!」って書いてたら、「どれどれ、読んでみようかな」となりますから。

 

東洋経済オンラインに書いた『日本の過剰労働は、「お客様」の暴走が原因だ』は、Facebookで1.2万シェア、Yahoo!ニュースでもかなりシェアされました。コメントには、「本当に客はクソ」という労働者の怨嗟の声が溢れていて、そういったストレスのはけ口として、うまくヒットしたんだと思います。

 

共感されやすさは、「自分の経験やリアルな感情が入っている」+「いま現在、同じ状況にいる人になにかしらのいい影響を与える」ことが条件。

 

いい影響っていうのは、「問題の解決」でもいいし、「あなたは悪くない」ってなぐさめるのでもいいし、「ふざけんなよ」って一緒に怒るのでもいい。とにかく、「そうだそうだ!」と言わせたもの勝ちです。

 

シェアされやすい記事はなんだ?

医療・法律などの専門記事、PR記事なんかもありますが、テーマフリーで書くとしたら、この5パターンが多いんじゃないかと思います。

で、記事を5パターンに分けてみると、シェアされやすい記事には、2つのうちどちらかの要素を持っていることがわかります。

 

ひとつめは、「おもしろいから他人に勧めたい記事」。ギャグ記事やマメ知識記事、分析記事とかですね。もうひとつは、「読んだ後自分の意見を伝えたくなる記事」。マジメ記事や共感記事がこれにあたります。

 

同じ「仕事術」「恋愛成就法」でも、読まれる記事と読まれない記事があります。読まれる記事は、「他人におススメしたい」もしくは、「読んだ後なにか言いたくなる」かのどちらかの要素を持っているはずです。

 

せっかくなら多くの人に記事を読んでもらいたいもの。わたしはギャグ記事やノウハウ記事はあんまり書かない、というか書けません。ってことは、分析・マジメ・共感記事の3つで攻めることになります。

 

それならわたしが磨くべきなのは、「センスのいい切り口」と、「人の感情を揺さぶれる強い主張や指摘をする力」「人間味溢れる記事を書く力」って感じでしょうか。そこに「最後まで読ませる文章力」が加われば最強ですね。

 

まぁやれるもんならやってるんだけど、こうやって書いてみたら、改めて自分の方向性だとか強みだとかを自覚できました。たまにはこうやって分析してみるのもいいですね! あなたもきっと得意分野があるので、ちょっと考えてみるといいかもしれません!!

 

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