個人ブログはもっと自由でいいと思うんだ

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ブログを書き始めて、なんやかんやもうすぐ2年経ちます。最初は「見出し」の存在も「アフィリエイト」の存在もわからず、中高生時代にやっていた「りある」みたいなノリで書いていました。

 

ある程度記事を書いてくると、形式やテクニックみたいなのが身についてきますし、ほかのブロガーの方の記事を読む機会も増えてきます。

そうすると「ちゃんとしたブログの方がいいんだな」って思いがちなんですけど、個人ブログなんてもっと自由で適当でいいと思うんですね。

 

個人ブログはだれのためにあるのか

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個人ブログといってもさまざまです。収益目的に運営している人もいるし、オンライン上の日記っていう位置づけで書いている人もいる。

 

でも「個人ブログでも稼げる」という事実があるからか、やっぱり「やるからには儲けたい」って人も多いと思います。

それは全然いいんですけど、そうすると「ブログ有益に使うノウハウ」が溢れるんですよ。

 

どうやったら検索で上位に表示されるか? どうやったらそれが収益に結びつくか? どういう文章なら人に読まれるか?みたいな。

 

なんかこう……そういう人たちを否定するつもりはまったくないんですけど、個人ブログなんてもっと自由でいいんじゃない?とも思うんですね。

 

結果的にだれかの役に立てればそれでいい

わたしのブログは、完全に自己満足のためにあります。自分の意見に共感してほしいだとか、お金を稼ぎたいとか、そういう目的じゃありません。ただ、思いついたことを好きなように書くだけです。

 

それで収益が発生したらうれしいし、「勇気付けられました」と言っていただけたらもっとうれしい。

でもそれはあくまで結果論であって、それが目的ではありません。わたしのブログは最終的に、雨宮の、雨宮による、雨宮のためのブログです。

 

だから「海外在住ならこういう記事を書いたらどうですか」とか、「こういう事柄にも言及してほしいです」って言われても、申し訳ないですがスルーしています。

(ライターとしての執筆依頼なら受けますが)

 

ブログには、わたしの書きたいものだけを書きたいから。

 

個人ブログに過度な期待をしないでほしい

有益な情報を発信する人ももちろん素敵だと思います。わたしも困った時はググりますから、役立つ記事があると助かります。

でもそれはやりたい人がやればいいことで、別にみんながみんな、「ちゃんとしたブログ」を運営する必要はないんですよね。

 

それなのに、「海外の情報を発信してるなら読者の質問にちゃんと答えるべき」だとか、「もっと丁寧な言葉遣いをすべき」とか、「主観的すぎる」とかってコメントをいただくことがあります。

正直、「個人ブログになに期待してんだ?」って感じです。

 

オープンな場で発信している以上、反論があるのは当然です。でも個人ブログの運営方針にケチをつけてきたり、「主観的だ」と言う人は、個人ブログに期待しすぎです。

 

最近ブログ更新がずいぶん減ったのは、そういうのが面倒だからです。本音は『何にも縛られない、無重力人生』というマガジンで書くようになっちゃいました。

 

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ブログは好きなことを書くためにある

収益に特化してブログを使うんならそれもひとつの方法ですが、基本的に「好きなことを書く」っていうのがブログの楽しみ方だと思うんですね。

いつから個人ブログが「有益メディアであるべき」と思われるようになったんだろう……。

 

いつの頃からかブログは「ブランディングツール」になり「お小遣い稼ぎの媒体」になり、そういった市井の人の普通の日常を記したブログがめっきり減ってしまった。[……]

私はここ数年、PVを稼ぎにきているなぁと思われる「有益情報っぽいブログ」「まとめブログ」にまったく魅力を感じなくなってしまった。

その人が本当に書きたいことを書いて、そのうえでPV数も増えたというのであれば良いが、PV数のためにその人が書く必然性がない記事をアップするのはやはり本末転倒な気がするのだ。

出典:本当に「儲かるブログ」とは|えとみほ|note

 

この記事を書こうと思ったのは、えとみほさんのこんな記事を読んだからです。

共感を得るため、アクセス数を稼ぐための記事って、検索したときは便利だけどそれだけなんですよね。「個人ブログ」なのに「個人」がないというか。

 

結果的にだれかの役に立てたらいいし、ブログを収益ツールとして使うことが悪いわけではありません。

でもやっぱり、大前提として「好きなことを書いている個人」っていう要素は大事なんじゃないかな、と思うわけです。

 

個人ブログはもっと自由でいい

わたし自身、最初は本当に、書きたい放題書いてました。でもだんだん「見られてる」って意識が強くなって、ある程度の自制心が働くようになってきたんです。

 

だって、まわりはみんな「ノウハウ」「テクニック」「PV」「SEO」とか気にしてるんだもん。好き勝手書いたら「主観的」だの「もっと役立つ情報を書くべき」とか言われるんだもん。

そしたら、「ちゃんとしたブログにしなきゃ」って思っちゃいますよね。

 

あーバカバカしい。

 

いまさらだけど、なにに遠慮してんだって感じです。個人ブログなんだから好きにやらせてよ!って思ったけど、そもそもだれかに「好きにさせてください」なんてお願いしなくとも、好きにやればいいだけじゃんね。気にしすぎだったわ。

 

もちろん、多くの人に読んでもらえること、だれかの役に立てることは素晴らしいですよ。でもまぁそれを目的にしなくてもいいわけで。

個人ブログなんて一定のマナーさえ守ってればなに書いてもいいものですよね、うん。

 

ちゃんとしたブログもいいけど、ちゃんとしてないブログだっていいよね。わたしはその人の人間性がわかるような生々しくて泥臭いブログが好きだし、自分のブログにもそういう記事を書いていきたいなーと改めて思うのでした。

 

こちらからは以上です。

 

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