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ドイツ発 雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

現代人って無人島で3日で死にそう。古民家から学ぶ、生きる工夫

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予約投稿。いま雲の上ー!

みなさん、川崎にある藤子・F・不二雄ミュージアムってご存知ですか? 専修大学、明治大学のそばです。

実はそのとなりに日本民家園
という、江戸時代の古民家などを保存することを目的とした施設があるんです。
そこには「生きていく工夫」が随所にほどこされていて、昔の人々がいかに「考えて生きていたか」を学ぶことができました。

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この雰囲気すき! こういう家に住みたい! けど手入れも大変そうだし冬スーパー寒そう! 泥棒入られたら一瞬で終わりそう! すぐ火事になりそう!

生きるためには努力が必要だった

わたしは専門家ではないのであんまり突っ込んだことを書くとどこからか批判が出てきそう。だから知ったかしないレベルの感想を。

いろりで火を焚いていたので、ボランティアの方と話しながら休憩していたんですが、煙がくさい! 焦げてるっていうか、いやーなにおい。一瞬で髪が臭くなりました。でもその煙、実はとても優秀だったのです。

立ち上る煙はもうもうと屋根裏の幾層にもなった部屋を満たし、屋根材に染み込みます。そう、まさにいぶされるのです。そこである効果がが生まれてきます。

それによって屋根材は乾燥し、湿度の高い地域のおける「虫の害」を申しするのです。
さらにその木材には茅葺屋根の茅が結われています。そこも虫の害を防止すると共に、その縄、またはネソとよばれるまんさくのでできた建築素材を補強する勤めもあるのです。

ご存知のとおり合掌造りには釘を一本も使っていません。ですから錆がこないのです。
しかし、木と縄と茅ですから、劣化はあります。それを囲炉裏の煙でいぶすことによって補強しているのです。

乾燥し、防虫しているのです。合理的といってこれほどすばらしい合理性はないでしょう。

合掌造りに見る、先人の住宅アイディア

すげー!!!! いろりすごいじゃん! ただのアンティークアイテムだと思ってなめてたわごめん!

一家団らんで囲う鍋の煙で建物丈夫にしよう! とか優秀すぎて目が飛び出る。ただの煙にこんな効果があったなんて、どうやって知ったんでしょうね。

ほかにも、雪国で密閉性を高めるための工夫がされていたり、ねずみ返しがついていたり、払う税金を減らすために跳ね上げ扉にしたり……。よく考えられているなぁ、と感心してしまいました。


現代って、なんでもそろうじゃないですか。生活で不便は基本的にはない。いくら雪国といえども、当時のようにほぼ半年缶詰め状態にはならないですよね。そう考えると、昔の人はその苦難をさまざまな工夫で乗り切っていたんだなぁと思います。

工具なんて今と比べればたかが知れているだろうに、なんであんな木材加工ができるんだ……。うちのおばぁちゃんは浴衣なんかちゃちゃっと縫っちゃいますし、昔の人って「自分で作って、工夫して、使う」のがすごくうまいですよねぇ。素敵。


自然とともに生きる

富山のおうちだったかな? 11月頭らへんから雪が降って、溶けるのが5月だったとか。それで村の男たちが力を合わせて食料確保に努めていたそうです。

センスのない考え方かもしれませんが、「そこまでしてそこに住む?」と思ってしまいます。まぁ昔は家業があったでしょうから、そんなかんたんな話ではないんでしょうけど。


でもたぶん、そういうことじゃないんでしょうね。その人たちにとって冬っていうのはそういうもので、それとうまく付き合っていたんだと思います。

沖縄もめちゃくちゃ暑い上、当時はクーラーなんかはないから大変だろうなぁと思いますが、その気候に適応した家を建てて、暑さと共存できるようになっていますよね。「大変」「不便」というのは、モノがあふれている現代だから言えるのかもしれませんね。


もののけ姫の話じゃありませんが、いま現代は、「自然を制圧」しようとしている気がします。思い通りにいかない不便さを排除して、人間が住みやすい環境を作り続けています。

その技術の恩恵を受けながら生活しているわたしは、突然江戸時代の環境に放り投げられたら、3日で死にそうです。まぁ3日ってことはないだろうけどさ、すぐに病気になりそうだし、不便で発狂するかも。便利な生活に飼いならされて貧弱になっていることは、間違いありませんね。



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生きるために生きるくらいで、ちょうどいい

花粉症とかもさ、わたしが子どもの時はなかった気がするんですよねぇー。アレルギーとかさ。

生活環境が変わったから、それに適応する体質が変わるのも当然なんですが、なんだか情けないですよね。やたら知識だけ増えて、サバイバル力がないっていう。

本来人間って自然に生かされて、自然とともに生きていたはずなんですがね……。


スローライフって言うんですか? もっとまったり生きていった方が、精神的に豊かになれると思うんですよ。個人的にですけど。

3万のワンピース買うより、1万の布で自分で浴衣を縫った方が、お祭りで楽しめそう。高級なフランス料理のコースよりも、縁側で桜を見ながら酒盛りしたい。そういう生活の方が、穏やかに生きられそう。


ちょっと哲学っぽくてアレですが、現代ってなんていうの、ストレス社会じゃないですか。便利な環境なのに、生きるのがつらいという矛盾。生きるために生きるといいますか、難しく考えずに、よくばらずに生きていく方が、人生が満たされそう。

ある程度お金稼いだら、あとはそれ以上望まずにつつましくだらだら暮らしたい。


以上、日本民家園の感想でした。
古き良き日本の雰囲気が好きな方におすすめです! 桜を見ながら古民家なんて素敵!