雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

日本語は美しい。母国語についてちょっと考えてみた。

スポンサーリンク

日本語ってすっごい綺麗な言葉ですよね。
花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに

一番有名な和歌で調べたら、ヒットしました。小野小町さんの和歌です。うつくすぃー!

20071024_326978http://hoch.jugem.jp/?eid=120

日本語ってすごく繊細で、響きを大切にする、情緒たっぷりの言葉ですよね。って思って、日本語のどこがすごいのか? っていうのをふと書き出してみました。

1. 月が綺麗ですね。

いわずと知れた日本語浪漫の王道。
夏目漱石が、「I love you」をどう訳すか、と聞かれ、こう答えたそうです。それを言われた女の人は、「そうですねぇ……」と頬を赤らめつつ、二人で月を見上げるんでしょう。浸れる言葉です。
二葉亭四迷は「わたし、死んでもいいわ」。これまた美しいです。「私のすべてをあずけます」ってことなんですかね。奥深く、婉曲な伝え方に粋を感じる。

20121223_yanakaatsushi_16
http://www.officiallyjd.com/archives/202914/20121223_yanakaatsushi_16/

2. 体言止め

多用しますが、訳すのは難しいんですよねぇ。「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」を訳すってなるとまた難しい。無理。
文法に詳しくないのでわからないですが、たとえば「馬鹿だってわかってる。それでも、俺は」とか。英語だと、「But I will」とかになるんじゃないかな。でもちょっとニュアンスが違う気がしますね。日本語だからこそ、名詞で終わらせることができる。と、思う(詳しくはしらない)

3. 掛詞の妙

掛詞、古文で習いましたよね。
上の小野小町の和歌の「ふる」は、「古い」と「降る」という二つの意味が込められているんですねぇ。
一見風景の歌だと思わせておいて実は恋の歌、とかお洒落です。これこそ日本語の「あはれ」文化の醍醐味です!

掛詞http://kf-planning.blogspot.de/2014/05/blog-post_15.html


4. 響きがまるで川のせせらぎのよう

日本語の響きって綺麗ですよね。まるで歌ってるかのよう。中国語とかは強い印象を受けます。ドイツ語ははきはきって感じ。流れるようなリズムと、柔らかい発音。上品です。

5. 漢字、カタカナ、ひらがなのコンボ

3種類の文字を使いこなすってすごいですよねぇ。「本気」と書いて「マジ」と読む、とか日本語くらいじゃないとできません。「本当に」と「ほんとうに」、「どきっとする」「ドキっとする」でイメージが変わりますよね。同じ言葉でもこれほど奥深さを出せるのはすごい。

6. 翻訳ができない「ニュアンス」の言葉

相手を気遣う気持ち。「お気になさらず」とか、「もったいない」「侘び寂び」「粋」「あはれ」とかは翻訳できません。「仁義」「空気を読む」「はんなり」「奥ゆかしい」なんかもそうですね。
「俺はお前を許さない」「我は貴様を許さぬ」「あたしはあんたを許さん」。意味は同じでもニュアンスが違います。一人称や二人称の多さ、語尾のバリエーションは日本語独特です。翻訳できません。

mighttp://matome.naver.jp/odai/2144392458143620101

7. ニュアンスを変える妙

6と同じですが、「我輩は猫である」「俺って猫なんだよね」「うち、猫やねん」「わたし、猫なんです」というニュアンスの違いは、日本語だからこそできるもの。 「もののけ姫」「物の怪姫」。全然違いますね。
「感情」を伝えるには、日本語は最適です。

8.  擬音語と擬態語で感じる風景

雨が「しとしと」降っているのと、「ざぁざぁ」振っているのではだいぶ違います。「トントン」とノックをするのと、「ドンドン」するのでは違います。「ごろごろ」は万能で、「目がごろごろする」「今日はごろごろしよう」「雷がごろごろと鳴る」「ごろごろ転がる」とたくさんの意味があるわけです。
「音」を表現するという点では、日本はかなり特異な言語です。


ひとつ言うと、私は専門家ではありませんw
でも日本語はすごく美しい言葉だと思います。最近は「書く」という機会が減ってしまって残念です。

日本語! 廃らないで!

にほんブログ村 ニュースブログ 海外ニュースへ
にほんブログ村