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ドイツの大学教育ってどんな感じ? 現地大学生が解説する

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ドイツの教育水準はめちゃくちゃ高い。授業の質が、日本と比べ物にならない。

特に大学。 教育機関としての役割を果たしてないところ多すぎ。学費高すぎ。単位に価値なさすぎ。

私は特別頭がいいわけではありませんが、一応誰もが知ってる大学を出ています。
文系。いや、卒業本当に楽勝でした。 

2年から週3しか授業を入れず、休める授業は全部休んでた。
500人向けの講義なんかは、先生も自分の本を売りたいだけに見えたし、本を丸読みなんてこともあった。

そんなレベルの授業にも関わらず、学費はばか高い。いやいやおかしいでしょw

断言する。

日本は学位を金で売っている。 

もちろん理系をはじめ、学部、大学によって違うのはわかってる。それでもこれは捨て置けない。

じゃぁ一体他の国ってどんなもんなの? というわけで、ドイツの正規大学生である私が、ドイツの大学システムについて解説します。

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■目次
 入学手続き  ▶単位のとり方 ▶テストを受ける ▶学部を変える
   ▶インターンをやる ▶卒業したい時にする ▶でもやっぱり就活


入学手続き


そもそもドイツには, 受験って概念がない。
高校卒業の時に卒業成績をもらう. 1.0が最高で, 5.0が落第。高校卒業したら, 大学の願書を出す。これは日本と一緒。でも学部によってやや状況が変わる。

全員入学可能な学部
大学にもよるけど, 人文社会系の学部が多い。
申し込んだら、書類の不備がない限り。そのまま大学生です。あっさりしすぎて自分で驚きました。

  • 条件付き入学(足きりあり)の学部

私の場合これでした。医学部や人気の経済経営系などがそうです。高校の卒業成績順に、 上位から定員数とっていく。
例えば去年は成績2.5で入学出来たけど、今年は2.0必要とかってなります。

  • 入学試験あり

芸術、建築系に多いですね。デッサンの提出が必要だったりします。 音楽なら実技試験。

まぁそれなりの成績で芸術系にいかないかぎ、 ドイツではかなり簡単に大学生になれちゃいます。

単位のとり方

日本と同じように, 履修登録をして授業にいきます。

ゼミ形式は自発的発言を求められ、私の場合いつもプレゼンが必須でした。グループワークなんかもある。

日本のように教授に土下座しても単位はきません。ゼミは3回休んだらアウトが多いです。講義は基本的に出席を取りません。

カリキュラムは多くが講義+ゼミ+テストorレポート。たとえば「経済史」の講義と同じく「経済史」のゼミを取ってからテストを受けられる。それに受かったら単位がくる。
もちろん大学や学部によって違う。

講義=概論、ゼミ=発展内容、みたいな感じですみ分けされてる。
 

テストを受ける

  • オンライン申し込み

そしてこのテストのシステムが日本とかなり違う。

テストにもオンラインで申し込みが必要。授業とってても、今学期はテストが多すぎる、受かる気がしないっていうんなら申し込まなくておk

でも履修しただけで単位がくることはまずないから、テストが受かるまで単位はこないので注意。

この仕組みでいくと、3年在学していてもまだ3つしか単位がきてない、っていうのがありえる。

  • テストが難しい

テストはこれまためちゃくちゃ難しい。一夜漬けなんて絶対に無理。計画的にひと月は勉強しないと厳しい。

そして大切なのが、[必修を3回落とすと強制退学]になるということ。

例えば経済学部なら、1学期目に[経済学概論]みたいな授業があるはず。
もちろん必修。それを3回落とすと、退学になる。ナチュラルに退学させられる。いやいやまさかw って思うかもしれないけど、毎年ドロップアウトは平気でいる。

だから無理そうならみんなテストを申し込まずに延期させる。

学部を変える

ドイツでかなり一般的だけど日本ではまだ整っていないシステム。

こっちでは学部を変えるのはかなり一般的。30人のゼミのなかでも、半分くらい学部を変えたひとたちだった。

興味がないからって理由で、結構簡単に変えられる。
その時[高校卒業成績]が足りてなきゃ駄目なんだけどね。


インターンをやってみる

ドイツの大学では多くの場合、フルタイム6週間のインターンシップが義務付けられている。私の場合、主専攻も副専攻も必須。

インターンは主に無給だけど、大学生は職歴がない。
だから将来的にみれば、インターンをしていたかいないかで、就活でかなり変わる。

企業も多くのところでインターンを募集していて、無給の労働力がほしい。WinWinですね。 

卒業したい時にする

最低3年間の在籍で卒業出来るが、先送りにする人も少なくない。
テストがまだ残っていたり、留学していたり、もっと勉強していたかったり。

卒業を伸ばすことは、多くの場合好意的に受け取られる。日本みたく留年とは取られない。やり残したことがあったら、どんどん挑戦できる。

一番多いのは、たぶん3年以内に履修が終わらなかった人。

テストが10個あるから3つ延期、などなど。そうしてたら3年で終わらない。でも5年以内ならおおむね企業や家族、友人は理解する。

でもやっぱり就活

日本のような新卒主義はないが、仕事が欲しければ就活しなくてはならないのはどこも同じだ。

特定の期間はなく、インターネットなどで求人を探す、もしくは直接企業にメールをする。
その時は履歴書だけでなく、Anschreibungが必要。自己紹介, アピールポイントなどを書いたもののこと。

よっぽど酷くなくて人があり余っていなければ大抵面接くらいはしてもらえる。むしろそこが勝負だ。

その時のためにも、インターン経験は大切。



ちょっと長くなりましたが、ドイツの大学のシステムについて語ってみました。

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