雨宮の迷走ニュース

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出来ない自分に絶望して逃げ出したけど、もう一度挑戦することに決めた

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ふだんブログでは好き勝手書いてるけど、今回は自分の失敗談というか、つらかった経験について書こうと思います。

 

わたしはドイツの大学に入学して、1年半で大学を辞めています。でもその本当の理由は、実は一緒に住んでいる彼氏にすら言っていませんでした。情けなさ過ぎて。

 

ドイツの大学を辞めた経緯と言い訳

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ワーホリビザでドイツに来たわたしは、希望した仕事を見つけることができませんでした。(ドイツの就活を舐めていた自分が悪い)

 

ビザ更新のために、とりあえず大学に行くことを決意。幸い高校の成績がよかった&語学力があったので、書類を提出しただけであっさりと大学に入学することができました。

 

ドイツの大学を辞めた経緯

大学に入って数ヵ月後の最初の夏休み。わたしはすでに、中退することを考え始めました。

 

留学中は「ドイツ語上手だね」と言われまくって調子に乗っていたんですが、議論やグループワークでは自分の語学力のなさを痛感しました。

そして、とにかく勉強することが多すぎて時間がない。バイトもできない。いくら勉強しても追いつかない。

 

そんな生活のなか、「この生活を4年、5年続けてまで卒業したところで、なんのメリットがあるんだろう?」と疑問に思うようになりました。

 

もともと大学へ通うためにドイツへ来たわけじゃないこと、確実に大学に入学してビザを得るために就職に繋げるのがかなりむずかしい文系学部を選んだことなどもあって、「ここまでがんばって学位をとる必要があるのか?」って考えるようになっちゃったんです。日本で大学卒業してますし。

 

そうやってモヤモヤしているとき、女の子2人と一緒に、EU議会についてのプレゼンをすることになりました。その2人が本当にクソで、完全に心が折れました。それでなにもかもどうでも良くなり「もういいや、辞めよう」と決断。

本当はもっと色々あったけど、ざっくり言えばこんな感じでした。

 

大学を辞めた表向きの理由

わたしはいままで、大学を辞めた理由をこうやって説明していました。

 

「自分の方ががんばってるのに、がんばってないドイツ人に負けることがイヤだった。日本ですでに学士を取ってるから、フリーランスでお金を稼げるようになったし、何年もかけてドイツで再び学位を取得する必要を感じなかった」

 

と答えていました。こう言うと、「生活のメドが立ったから学位をとる必要がなくなった」ように聞こえますよね。でも、これは半分噓なんです。

 

大学を辞めることを決めたのは、2015年10月。ブログをはじめる前の話で、大学を辞めた時点では、辞めてなにをしようかなんて考えていませんでした。

とりあえずビザのために大学に籍だけ残し、完全に自信喪失して引きこもりになりました。グローバルニートです。

 

フリーランスビザ取得のメドが立った2016年9月に大学を正式に辞めたんですが、その1年前から、すでに大学へは行っていませんでした。

「生計が立てられるからフリーランスビザを取得して大学を辞めた」のは事実だけど、「フリーランスとして生きていけるから大学に行かなくなった」のは噓です。

 

それでもまわりには、都合のいいように説明していました。しょうもない人間ですね、はい。

 

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大学を辞めた本当の理由

まわりに説明してきた「大学を辞めた経緯と理由」は、基本的には事実です。でも本当の理由は、家族や一緒に住んでいる彼氏にも言っていませんでした。言ってどうにかなるものでもないし。

 

大学を辞めた本当の理由は、出来ない自分を目の当たりにする度に絶望して他人の目が怖くなったからでした。

 

法律系の授業では辞書に載ってない単語が多すぎて判例が理解できなかった。日本語でさえ意味不明な統計の授業では何の話してるのかすらわからなかった。日本ではプレゼンは得意だったのに、緊張してほとんど棒読みになった。

 

一番つらかったのは、忙しい彼氏が眠る時間を削ってわたしのレポートを添削してくれたことでした。

本当に一生懸命レポートを書いたんですけど、彼氏に「こんなんじゃ単位来ないよ」って言われて、入門レポートすら自力で書けない自分に絶望しました。

 

「出来ない自分」があまりにも情けなさすぎて、完全に自信を失ったんです。

 

そのときは本当に切羽詰ってて、授業中に当てられてパニックになって泣き出したり、また答えられなかったらどうしようって思ったら教室に入れなくなって家に帰ったりしてました。

目が合った人みんなに笑われてる気がして、食堂で食事をすることすら怖くなりました。

 

「その程度でそこまで追い込まれてたのかよw」って笑う人もいるかもしれないけど、わたしはそれまで「がんばっても出来ない」状況に陥ったことがありませんでした。「出来ない自分」にどう向き合えばいいかわからなかったんです。

 

自信がなさすぎて提出物はすべて彼氏にチェックしてもらうようになって、彼にも迷惑をかけたし、「他人の助けがないとなにもできない自分」に成り下がっていく状況がとても苦しかったです。

 

結局は、ただ逃げるために、心の平穏を守るために大学を辞めただけなんです。

 

わたしに足りなかった「覚悟」と「肯定」

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大学から逃げ出したことは、ずっとわたしの心のなかにモヤモヤとして残っていました。がんばれなかった自分にがっかりしたし、がんばっているほかの友人たちを見て劣等感にさいなまれました。

 

というのも、わたしより語学力がない人でも、ふつうに大学に通ってる人は少なくないんですよ。「語学学生かな?」と思ったらすでにドイツの大学に3年通ってたり、「こんな語学力じゃ無理だろ」って思う人がふつうに単位とってたり。

だからなおさら、諦めた自分に劣等感を感じました。なんで自分はがんばれなかったんだろうって。

 

「ドイツ人よりドイツ語ができない」「議論に入れない」「テストが受からない」そんなのは当たり前なわけで、そこで「だからゆっくりやっていこう」って切り替えなきゃいけなかったんです。

大変さやしんどさを乗り越えたい、がんばりたいと思うほどの目標もなくて、「無理だな」って思っちゃった。

 

わたしにはダメな自分を肯定して向き合うこともできなかったし、諦めずにしがみつくほどの覚悟がなかったんです。

しかもそんな自分が情けなさすぎて、大学を辞めた理由を適当に都合のいいように言っていました。本当にしょうもない人間だと思います、自分でも。

 

ドイツでもう一度がんばると決めた

最近ずっと考えてることなんですけど、ドイツでもう一度、なにかを本気で勉強しようと思います。

「ドイツ人のようにはうまくいかないけど、やりたいことをやってるから楽しい」って笑う人たちがうらやましくて、そういう強さを、自分も持てたらいいなって。

 

せっかくドイツにいるんだから、なにかしら学んで形に残しておいた方がいいだろう、っていう打算もあるんだけどね。

 

フルタイムの大学はやることが多すぎて働けなくなるので却下ですが、「自分が本当に学びたいこと」「学んだ先になにかが見えるもの」をよく考えて、なにかしらのかたちでまた勉強したいと思います。

 

具体的なことはまだ決めてないんですけど、将来につながるように、今度はちゃんとがんばりとおせるように、覚悟を持って本当に勉強したいものに挑戦してみようと思います。

 

具体的に決まるまでは、大学を辞めてから読み書きの能力が思いっきり下がっているドイツ語をもう一度勉強しなおして、資料や授業で必要になるであろう英語力もちょっと上げときます。

 

わたしは逃げたままだったから、ずっと「ダメな自分」を引きずっていました。一度投げ出してしまったけど、「出来なかったこと」をちゃんと「出来るように」なろうと思います。がんばるぞ!

 

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