フォロワー数を振りかざす殿様インフルエンサーについて

最近、都合悪くなるとフォロワーの数でぶん殴るインフルエンサーをちらほら見かけます。自分に都合の悪いことを言ってくる人に対して、「それっぽっちのフォロワーしかいないくせに我に盾突くとは片腹痛いことよ」と偉そうに接する人のことです。 「どこの殿…

「好きなことを仕事にする」を誤解していないか?

あけましておめでとうございます。年末年始にかけて、「自分はどう生きるべきか」なんて哲学的なことを考えた人も多いのではないでしょうか。 そこでやっぱり魅力的に映るのが、好きなことを仕事にすることでしょう。でも「好きなことを仕事にすること」への…

ドイツ鉄道が遅延!払い戻しの詳しい方法【2時間以上で5割返金】

悪名高いドイツ鉄道(ドイチェ・バーン/DB)。先日IC(新幹線みたいなもの)に乗ったときに、なんと75分遅延、目的地に着いたときは2時間以上も遅延していました。 ドイツ鉄道は遅延することが多いので、ドイツ旅行中に電車が60分以上遅延したら、ちゃんと払…

セクハラ告発がただの炎上芸にならないために

ブロガーのはあちゅうさんが、電通で働いていたときにひどいセクハラを受けたと告発。名指しされた岸さんという方は一部事実を認め、一部を否定。 セクハラ被害を訴える一方で、はあちゅうさん自身が童貞イジリをコンテンツとして配信し続けてきたことも「セ…

0→100ではなく、0→1→2…と積み上げた先に「100」がある

わたし、良いこと言いますよー!(絶叫) 最近常々思うのが、「0から100を目指すのはムリ」ってことです。ちりも積もればなんとやらってことで、まずは「1」、そこから「2」と目指していって、そして最終的に「100」に到達するものなんですよ。 なんてことを…

個人ブログはもっと自由でいいと思うんだ

ブログを書き始めて、なんやかんやもうすぐ2年経ちます。最初は「見出し」の存在も「アフィリエイト」の存在もわからず、中高生時代にやっていた「りある」みたいなノリで書いていました。 ある程度記事を書いてくると、形式やテクニックみたいなのが身につ…

敷かれたレールを行く人生は嫌だ?責任転嫁はやめよう

日本では、「敷かれたレールを行く人生は嫌だ」って言う人を結構見かけます。でもドイツでは、そんなことを言う人は全然いません。なにがちがうのか。なんで日本人ばかりが「敷かれたレール」にとらわれるのか。 それは単純で、日本には、自分自身で自分の人…

海外留学&移住は金持ちだけに許された特権ではない

海外に行く!というと、まっさきに「金がかかる」というイメージが思い浮かぶ人も多いと思います。 でも実際留学や移住となると、思ったよりお金はかかりません。「海外留学や移住は金持ちの特権」と思っている方は、ちゃんと調べたら意外に可能だったりする…

「日本は日本」論は、使い方を間違えれば「ただのヤバイ国」

,海外在住者が日本について記事を書くと、「日本は日本だから」ってコメントする人が絶対にいるんですね。それはもうその通りです。日本には日本のやり方があるから、全部を欧米にあわせる必要はありません。 でもそれなら、それによって孤立する、もっと平…

「海外なんて行けばどうにかなる」論は正しいのか

「海外なんて行けばどうにかなるよ!まずは第一歩踏み出そう!」といった、投げっぱなしアドバイスをよく見かけます。 実際のところ「海外なんて行けばどうにかなる」のかどうか、海外移住者のひとりとして考えてみました。

クラウド出産ファンディングはなぜ炎上したのか

大学4年生のイシイさんという方が、「彼女が妊娠して学生結婚、出産費用がないのでクラウドファンディングをします!」と表明し、無事炎上しております。 もう長いこと個人に言及する記事は書いてなかったんですが、今回については個人的に腹が立っているの…

批判されやすい?海外在住ライターに求められてる本当のモノ

海外在住者による日本との比較記事は、批判されることが多い。わたしもそういった記事を多く書いているので、「欧米賞賛」「海外から日本批判してみっともない」「日本は日本だから出て行った人間が口を出すな」といった批判コメントを、何度ももらっていま…

「外国語ができる」と「外国語で飯を食う」はまったくちがうという話

わたしはドイツ語がある程度できるので、「ねーねーこの単語ってどういう意味?」とか、「通訳お願ーい」って言われたりします。 最初はわたしも、ドイツ語ができる=翻訳・通訳もできるもんだと思ってました。が、「外国語で飯を食う」って、そんな甘いもの…

毎日「最善」を尽くせば、「最良」の結果につながる

人間生きている限り、なにかしら悩み続けるんだろうと思います。どうしたらいいのか、どうすべきなのか、なにが正しいか。「正解」がないからこそ、「もっといい道があるんじゃないか」と思って悩むんです。 特にわたしは将来のことをウダウダ考えるタイプな…

日本の皆さん。「国民総休日・働いてはいけない日」を作りませんか

長時間労働が大問題になっている日本。プレミアムフライデーを有給消化対策として使う企業や、残業隠しのためにタイムカードの改ざんを行うなど、もうやりたい放題です。 それに対する政策はいろいろとあるでしょうが、わたしはあえてこれを提案したい。 「…

「やってみたけど失敗した。だからやめる」は逃げでも無責任でもない

いろいろと試行錯誤している雨宮です。試行錯誤の途中では、「やってみたけどやっぱりやめる」が多発します。 わたしとしては当然の撤退なんだけど、なんか「成し遂げない=逃げ」って思ってる人が多いような気がするんですよねー。

「がんばればできる」という幻想を捨てよ。無能は大人しく我が道を行け

ザ・無能の雨宮です、こんにちわ! わたしはブログで散々偉そうなことを書いていますが、社会的な能力に関していえば下の中くらいです。居酒屋バイトですらそこそこ無能でした。 だからわたしは、あえて声に出して言いたいんです。「がんばればできるという…

なぜ日本人は「人見知り」を自称する?空気を読まないと話せない人たち

日本って、「自分は人見知りなんだ」って自己申告してくる人多すぎませんか? 感覚的には10人中8人くらいが臆面もなく人見知りアピールをしてくるんですけど、本当に日本には人見知りばっかりなんでしょうか? なんでみんなが「人見知り」を自称するのかにつ…

他人と比べて落ち込むあなたへ。『ばらかもん』から学ぶ「どうぞお先に」精神

結構前から『ばらかもん』というマンガにハマっている雨宮です。ほのぼのギャグマンガなんですが、たまにとても深いセリフが飛び出たりします。 後輩に負けてメンタルやられる主人公が、ヨボヨボのおばぁちゃんから前を向く力をもらうシーンがすごく素敵なの…

「Übung macht den Meister」が教えてくれる、努力を笑わない社会の大切さ

日本人はあまり日常生活でことわざを使わない気がするんですが、ドイツ人は結構ひんぱんに「Übung macht den Meister」という言葉を使います。 Übung=訓練、練習、演習 macht=する、つくる(英語のmake的な意味) Meister=マイスター、名人、達人 という…

教科書に載っていない日常ドイツ語を紹介!動画『雨宮のAlltagsdeutsch』配信

今週のお題「カバンの中身」 ドイツ語を勉強している人は少なくないのに、日本で「日常的なドイツ語」を勉強する機会はなかなかありません。 「もっとドイツ語が勉強しやすくなるといいな」と思い立ち、教科書には載っていない日常ドイツ語フレーズを動画で…

帰属意識が強い日本人が抱く「幻想」と芽吹く「多様性」

日本に住んでいる人の大半は、生まれも育ちも日本で日本語を母国語にし、自分自身を「日本人」だと思っている日本人です。だからこそ「日本人」という強い自意識があり、「日本人とそれ以外」で線引きをしてしまいがちです。 その帰属意識は日本になにをもた…

必要なのは配慮より理解。傷つく人がいる「かもしれない」論の茶番

かもしれない運転ならぬ、かもしれないコミュニケーション。日本は「言われる前に気付くべき」「空気を読んで思いやるべき」という不文律があります。 だから、「ちゃんと話し合って理解し合おう」じゃなくて、「その場の空気に合わせて自分をうまく調節しよ…

文章は、歌う。うまい文章とは文字による音楽だ

いままで「文章を書くノウハウ」にあまり興味がなかったわたしですが、「うまい文章とはなにか」について、本気で考えてみました。

92%の若者が「創造力がない」と答える日本に必要な、自己表現力

日本人の多くは、「クリエイティブな仕事に就けるのはごく一握りのセンスを持った天才かつ変人だけだ」と思ってます。だからわたしも、「文章でお金を稼いでるなんてすごい!」と言われます。でも、それはちがう。 創造的じゃない人間なんていません。ただ、…

行動を起こすとき、成功者だけじゃなくて失敗例にも目を向けるべきだ

「成功者のマネをする」というのが成功の常套手段と言われていますが、わたしとしては、「失敗例」もちゃんと視野に入れるべきだと思うんですよね。 失敗例を書いている人はたいてい、「なぜ失敗したのか」「どうすべきか」も書いてるから。

出来ない自分に絶望して逃げ出したけど、もう一度挑戦することに決めた

ふだんブログでは好き勝手書いてるけど、今回は自分の失敗談というか、つらかった経験について書こうと思います。 わたしはドイツの大学に入学して、1年半で大学を辞めています。でもその本当の理由は、実は一緒に住んでいる彼氏にすら言っていませんでした…

他人の反応が怖くて挑戦できない?だれも君なんか気にしてないよ

日本人はよく「気にしすぎ」な性格だと言われます。かくいうわたしもそういう人間で、自分の意見ははっきり言うけど、「自分がまわりからどう見られてるか」は結構気にする人間でした。 でもドイツに来てから、「まわりを気にすること」がまずなくなりました…

能動的な人生にしたいなら「選択肢の量産」が不可欠

ドイツで出会った「ドイツを楽しんでいる人」に「ドイツのなにが楽しい?」と聞いてみると、「いろんな選択肢があるから」と返ってくることが多いんです。わたしも最初は、「ドイツでは自由に生きれる!」って思いました。 でもドイツでできるほとんどのこと…

外国人に「ハロー」と言うのは正しいおもてなしなのか?

「外国人に『ハロー』と言うのは正しいおもてなしなのか」について考えてみました。 訪日外国人が増え、日本の観光地ではどこでも外国人を見かけるようになりました。京都なんて外国人ばっかりだったし、山口県では中国人ツアー客がたくさんいました。 で、…