「ドイツ語話せるの?すごーい!話してみて!」←これやめて

スポンサーリンク

これ、なんなんだろうなぁ……。
ドイツ語話せるって言うと、割とひんぱんに「じゃあ話してみて☆」って言われるんですよね。いやまぁ悪気がないのはもちろんわかっているんですが、どうにも腑に落ちないんですよねぇ。

 

すっごい答えづらいからやめてほしい

だってさぁ、話したところでどうなるのよ、って思っちゃうんですよね。
こっちはいいですよ、減らないから。でも、聞いても「ふぅーん……」って反応しか返ってこないんですよ。あと「むずかしそうだねー」とか。

「いやいや、それくらいいいじゃん、何か話しとけよ」って思うかもしれませんが、このリクエスト、結構かなり面倒くさい。

方言とかならまだ、共感できたりほかの地方と比べたり、って話を盛り上げられる可能性があります。でも外国語はほぼないからね。微妙な雰囲気になるだけですよ、まじで。


「難しいの?」とか「あいさつってどう言うの?」とかならさらっと答えられるんですけどね、「何か話してみて!」って言われると「面倒くせぇ……」って思ってしまいます。

ただひたすら答えづらいし、答えたところで微妙なリアクションが返ってくるだけですからねぇ。それ聞いてなにしたいんだろう。


外国語が話せる人、少なすぎ

まぁだからといって外国語を勉強しろ! と押しつける気はないんですが。

それにしても、日本って外国語が話せる人、絶望的に少ないですよねぇ。英語ならちらほら知っていますが、それ以外となるとあんまり知らない。そりゃもう残念です。

外国語ができる=すごいor頭が良い、と言われることもありますが、外国語は勉強して「習得」できるものですので、誰だって本気になればできます。

ので、「すごい」と言われると謙遜なしに「いや、すごくないから!」と言いたくなります。


英語が嫌いな学生は「わたし日本人だからぁ~」と言うことがありますが、それにしても外国語が話せる人が少ない。

日本という島国では、ほかの国の言語が必要ないから、当然っちゃ当然なんですが。

まぁこの例えは若干ずれてるけど、「弁護士なんだぁ~。条文なにか言ってみてよ!」とか言わないじゃないですか。言ったとしてもすげぇうざいじゃないですか。

答えたとしても「ふぅん」としか言いようがないじゃないですか。……やっぱり微妙ですよねぇ。

 

 

 

お互い微妙な空気になるからやめてね

じゃあ「話してみて」と言われてわたしがなんと答えているか。
「話してもいいけど、それに対しておもしろいリアクションとってね?」です。あ、うざい?

でも実際、「Ich wohne seit 3 Jahren in Yokohama」とか言ってもさ、おもしろいリアクション返ってくることはないんですよ。「へぇー」とか「すごーい」だけ。ね、微妙でしょ?

ドイツ語で何か話してもまぁいいんだけど、それで微妙な空気になるってわかってるから、おもしろいリアクションしてくれない限り話さない、と出し惜しみしています。だっていろいろ微妙じゃんw


というわけで、悪意がないのは重々承知ですが、「話してみてよー☆」っていうのは人によっては「話してどうなるんだよ」と思われるかもしれませんので、あんまり言わない方がいいと思います。