ドイツの結婚式に参加したよ!ゆるいパーティーで楽しかった!

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わたしは結婚式場でバイトしていたことがあるんですが、日本の結婚式って堅苦しいですよね。おめでたいことには変わりないんですが。

 

親族がなんか追いやられてる感じがします。余興とかかなりの確立ですべってるし、タイムスケジュールとかきっちりしてるし、堅苦しい。

 

で、ドイツはどんな感じかというと、超ゆるいパーティでした! 楽しかったー!!

 

ドイツの結婚はまったくちがう!

わたしが呼ばれた結婚式について書くので、「そればっかりじゃないよ」と言われたらまぁそうなんですが。とりあえず、「わたしが参加したドイツの結婚式はこんな感じだよ!」ってことで。

 

彼の血縁者だったので、わたしは親族として参加しました。

 

戸籍役場で入籍

集合場所は役場。ドイツでは戸籍役場があって、そこが入籍(結婚式)を取り仕切ります。教会で式をあげる人の方が多いっぽいですね。

 

フランス革命の影響で政教分離の概念が発展した後の19世紀後半から。それまでは、教会での結婚式によって正式な婚姻が認められていた。したがってこの国では今なお、戸籍役場での挙式の後(同日もしくは別の日)に教会で結婚式を挙げるケースが多いのだ。

ドイツで挙げる結婚式 - ドイツ生活情報満載!ドイツニュースダイジェスト

 

だそうですが、参加した2人はあまり信心深くないから教会じゃなくていい、とのことです。

 

集合場所の役場に行くと、シンプルなウェディングドレスに身を包んだお嫁さんと、タキシードを着ている旦那さんがお出迎え。

 

日本のように赤いじゅうたんを歩くこともなく、「来てくれてありがとー!」とハグ。めっちゃオープンですね。

 

そして時間が来て入籍する部屋へ。役所の中にあります。こじゃれた明るい部屋。

役所の人が司会をして、2人が前方の長机の前に座り、親族や一部の友人はそのうしろに座ります。

 

で、司会の人がそこでこれから結婚する2人の名前なんかを言って、2人がその場で婚姻届にサイン。ここで結婚となります。20分くらいで終わりました。

 

入籍のあと風船を飛ばした

入籍を終えて、みんなが新郎新婦と写真を撮りつつ、役所の前でメッセージカードをつけた風船をみんなで飛ばしました。

 

朝は天気が悪かったんですが、そこらへんでいい天気になって、とっても綺麗でした。

 

……これはドイツの結婚式でもいつもやるとは思えませんが、まぁ役場で婚姻したあと風船飛ばしたよってだけですw

 

そして披露宴的なのは近くのレストランを貸切で、ということなので車に乗り合いレストランへ。新郎新婦を乗せた車や、まわりの友人たちはクラクションを鳴らし続けます。ドイツの文化らしい。

 

 ドイツの道端でクラクション鳴らしまくる集団がいたら、たぶん結婚式です。

 

日本の結婚式場は教会と披露宴開場が隣接していることが多いので、役所とレストランってなんか不思議でした。

 

 

 

レストランでもゆるい雰囲気

日本では新郎新婦に直接プレゼントをすることはないですよね。披露宴でもドアがバーンと開いて入場になることが多いですから。

 

戸籍役場からレストランへ行くと、すでに2人が到着していて、やっぱり中でお出迎えしてくれました。

そこで直接プレゼントを渡し、2人があけて中身を見ます。誕生日っぽい。

 

レストラン内の席も決まっておらず、いくつかの円テーブルの中に適当に腰を下ろしました。レストランは薄暗い中音楽が流れていて、ちょっとクラブっぽかった。

 

みんなが集まった後新郎があいさつをして、奥の部屋に用意されていた料理をビュッフェ形式でとりました。日本だとコースなので、好き嫌いが多い+食べるのが遅いわたしには辛いんですが、ビュッフェだと安心! お酒は店員さんに注文です。

 

余興的なものもありました。参加者も含めたゲームや、新郎新婦へのクイズ(怒りっぽいのはどっち? みたいな)とか。大盛り上がりです。

 

あと2人のスライドショーもありました。が、どっちかと言うとウケ狙いで、小さい時の恥ずかしい写真なんかをさらされていました。

 

結婚式のあとはパーティー!

出し物や挨拶、食事が一通り終わったら、そこからはただのパーティーでした。音楽が大きくなって、みんな踊りだします。

新郎はそのためにダンスレッスンを受けたらしい。すごく不自然なステップでしたw

 

が、新婦さんはダンスが好きなようで、友達と一緒に踊りだしました。

 

なんか「ドイツ人ならみんな知ってる曲」でみんなが歌って踊ってたんですが、わたしは1曲も知らなかったので体を揺らすくらいでおとなしくしていました。

 

新婦さんは踊りまくり、新郎さんは飲みまくり。で、「んじゃ、そろそろ帰る?」みたいな雰囲気で流れ解散。マジか。

 

帰るときも「来てくれてありがとー!」「楽しかったよー!」って感じでハグ。で、帰宅。

 

ドイツで結婚式に参加するなら?

まぁどれだけの確立でドイツで結婚式に参加するかはわかりませんが、せっかくなのでちょっとタメになることを。わたしが参加前悩んだことです。 

 

結果として思うことは、ドイツの結婚式はぜんぜんかしこまらなくていい、ということですね。緊張したのがバカらしいパーティーっぷりでした。

 

結婚式の服はカジュアルでOK!

わたしは成人式のパーティーで着ていたドレスっぽいのをドイツに持ってきたんですが、そんな必要なかったです。

 

ジーパンは微妙だけど、まぁ大丈夫、くらいカジュアルでOKです。男の人はシャツとジャケットあればOK。スーツでもいいけど、そこまでかしこまらなくても平気です。

 

女の人はドレスでもいいけど、ちょっとお洒落なワンピース、もしくはパンツスーツにシャツみたいなのでもOK。新郎のお母さんはすっぴんに綿パンツでしたし。

 

 

 

プレゼントは気持ちでOK!

ご祝儀って文化はないようです。ので、なにかプレゼントを持ち寄りましょう。わたしの場合は彼が「お金を」と言ったのでお金にしたんですが、わたしは手作りのカードを贈りました。

 

他の人は新郎新婦が好きなもの、新居に必要なものなどを贈っていたようです。

 

ご祝儀は、日本に比べれば式や披露宴はお金がかからないから必要ないのかもしれませんね。日本って信じられないほどお金とりますから、ご祝儀ないとつらいんでしょう。

 

ドイツの結婚式の方が楽しいよ!

わたしは日本の結婚式には残念ながら参加したことはないんですが……。バイト中披露宴や式の様子を見るんですが、やっぱり堅苦しい!

 

余興も歌ったり踊ったりだけど、知らない人が踊ってるの見てもしょうがない気が……。コース料理ってのもね。食べ物の好みもあるし。

 

会社の人を呼ばなきゃいけないのも面倒ですよね。仲がいいんなら別ですが、上司とか来られてもちょっとなぁと思いません?

司会さんが2人の馴れ初めを話すことが多いですが、披露宴に呼ばれるほどの仲なら知ってるはずですしねぇ。

 

両親への手紙も、わたしはみんなの前で読むなんて恥ずかしくて転がりまわりたくなります。

 

結婚式にもいろいろな形があるけど、ドイツの方がゆるい雰囲気で楽しいなぁと思いました。ドイツだと新郎新婦が「もてなす側」って感じがしたので、参加する側は気軽に楽しめば大丈夫です。

 

あー楽しかった!

 

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