なんでドイツを移住先に選んだの?ただの成り行き!

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そういえば! 「なんでアメリカやオーストラリアじゃなくてドイツを選んだのか」について書いてなかった気がする!

最近海外移住系の記事を書いていなかったので、初心に戻って、「移住先をなんでドイツにしたのか」っていうのを書いてみようと思います。

 

アメリカやオーストラリア、最近だとアイルランドとかフィリピン留学とかが人気みたいですね~。どこも行ったことないけど。

最初は「なんであえてドイツなの?」ってよく聞かれてたなぁ。

 

とはいっても、全然立派な理由じゃないので、「そんなレベルの理由でもドイツでやっていけるんだ……」と思っていただければ幸いです!

 

迷走しているドイツ滞在歴

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移住っていうと大げさだけど、わたしの場合いくつかのステップを踏んで、いまの生活へと落ち着きました。

 

大学でドイツ文学科専攻→大2のとき、ドイツで1ヵ月のサマーコースに参加→3年後期、4年前期で1年の交換留学→大学卒業後半年ワーホリ→ドイツの大学に正規入学→辞めてフリーランスになる(いまココ)

 

こうやって見ると、「なんかすげードイツ好きな感じ」が出ていますが、ぶっちゃけそんなでもありません。ふつうに好きだけど、「ドイツに恋焦がれて、やっと念願のドイツ生活……!」ってわけではありませんでした。

 

ドイツ文学科に入学

まず、ドイツを身近に感じるようになったのは、ドイツ文学科に入学したからです。

「英文じゃなくてあえてドイツ語ってことは、もともと興味があったの?」と聞かれそうですが、「可もなく不可もなくって感じだったから」の一言に尽きます。

 

いま思うとアホとしか言いようがないのですが、「マーチ以下は行かない」みたいなプライドがありましてね。

で、実家の場所を考えると、立教と明治が視野に入ったわけです。特に立教のオサレ~な感じに惚れました。

 

もともと「ヨーロッパってなんかいいよね~」と思ってたので、「文学部で語学やろうかな~」と考えました。でも、英語って駅前でも留学できますし、教材もたくさんありますよね。せっかく大学行くんだから、自習しづらい語学がいい。

 

明治と立教には、英文のほかにフランス文学とドイツ文学があります。

 

偏見だけど、「おフランスはなんか気取ってて自分に合わない気がする。ドイツって優秀だし、ドイツ語ってヨーロッパで結構話されてるらしいから、ドイツ語でいっかな」って思ったんです。はい。

 

本当に、それだけの理由です。

 

海外に住みたい + 立教か明治で学べる語学 + 英語以外 → フランス語 or ドイツ語 → フランス語はヤダ → ドイツ語

 

バカらしい思考回路ですが、いま思うと、「なんかドイツっていいかも!」っていう直感が働いたんでしょうね。次の日、さっそく志望学部をドイツ文学科に総変更しました。

 

 

 

友達も行くからサマーコース参加

で、「やるからには本気」という性格なので、ドイツ文学科に入ったからにはドイツ語をまじめに勉強しました。正直まわりは、「立教でも偏差値低いから」って入ってきた子もいて、勉強している人は皆無でした。

 

そんななかでもまじめに勉強していた、大学2年生のある日。

「立教と提携してるドイツの大学に、1ヵ月のサマーコースがある。給付金もでる」とのプリントが配られました。

 

当時仲良かった子と、「え、超行きたいんだけどw」「マジで? わたしもw」「行く?w」「行っちゃう?w」みたいなノリで申し込みました。

 

はじめてのヨーロッパ、はじめての一人暮らし。ノイシュバンシュタイン城なんかも行って、楽しいドイツ旅行になりました。これが初ドイツです。

 

▼オーストリアのインスブルクで馬車に乗りました

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うっかり交換留学

でもその時点では、「正直ドイツ語できてもしょうがないからなぁ。卒業したらイギリス行こ」とお金を貯めていました。ドイツへの興味レベルはいまだ低いまま。

 

「交換留学かぁー。行ったら楽しいんだろうけど、卒業後イギリス行きたいから申し込まなくていいやー」と思っていました。

 

が、第1次で人数が埋まらず、第2次で辞退者がでて、第3次の募集がかかりました。2年の終わりです。

 

「最後のチャンスか。これ逃したら交換留学のチャンスはなくなるってことだよね。まぁ申し込むのはタダだしな」と申し込みました。ドイツ語検定を持っていたので、ちょこっと書類を書いただけ。

 

そしたらGW中に、教授から直々に電話がかかってきました。

「毎月8万と、飛行機代20万の奨学金が出るよ。交換留学行く?」とのこと。

 

寝耳に水でしたねー。勢いで申し込んだらうっかり合格しちゃって、しかもお金が全部空から降ってくるわけですから。本当に運がよかったです。

ちなみにこれは教授のツテだったようなので、わたしが優秀とかではありません。ただのラッキー。

 

「お金もらえるなら行って損はないしな」という考え方で、交換留学を決意。3か月後、ドイツに渡りました。急ですね。

 

 

 

気づいたらドイツに馴染んでた

結果、ドイツでドイツ語もがんばって、友達も彼氏もできて、順風満帆。卒業後イギリスに行こうと思えば行けたけど、「なんかもうドイツでいいや。ドイツ語もできるようになったし」という結論へいたりました。

 

なので、大学卒業後、お金を貯めて9月にドイツへワーホリをしに行きました。

 

ぶっちゃければ、彼氏がドイツ人じゃなかったらちがう国でも良かったかもしれません。でもあえてほかの国に行く理由もなかったんで、なんか気が付いたらドイツに居ついていました。

 

立派な理由がなくても海外に住める

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しょうもない結論ですみません。が、海外へ住むなんて楽勝です。場所によるけど、飛行機乗れば着きますし、住む場所とお金があればどうとでもなります。

 

海外に住むために、立派な理由なんてまったく必要じゃありません。

 

わたしがなんでヨーロッパに住みたかったかといえば、日本の文化になじめなかったのと、ただかっこよかったからです。

アメリカとかオーストラリア、アジア、南米、アフリカじゃなくて、ファンタジーっぽいヨーロッパに意味もなくあこがれていました。

 

立教大学に行きたかったし、フランスは興味がなかった。だからドイツにした。理由はそれだけで、なんだか紆余曲折を経て、いま気付いたらドイツでフリーランサーになってました。

 

いま「海外に行きたいけど、どこの国がいいんだろう」「海外行くならちゃんとしなきゃ」と思っているのなら、ふらりと行きたい国へ行ってみればいいと思います。

海外に留学・進学という選択肢に気づけないと、人生損しちゃいますよ!

 

立派な理由なんてなくても、気が付いたらその国になじんじゃいますから! 留学するか迷っている人がいたら、わたしが背中を押すよ!ゴリゴリね!!

 

風の吹くまま気の向くまま( ◉◞౪◟◉)