サボりを監視するリモートワークに疑問。メリット潰してどうするの?

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最近注目を浴びているリモートワーク。どこでも働けるという新しい働き方で、リモートワークを導入する会社が増えています。

 

そんななか、『サボればバレる!在宅勤務が超進化している』という記事を見つけたので紹介します。

 

要約すると、「リモートワークだとサボる人がいるから、仮想オフィスでサボれないように監視するシステムを作ったよ!」という話です。

 

あれ、リモートワークの最大のメリット潰してるんじゃない?

 

サボりを監視するリモートワークシステム?

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リモートワークというのは、「出社しなくても、どこで仕事してもいいよ」という画期的な考え方です。新しい働き方として注目されていますよね。

 

そんななか、そのメリットに反旗を翻し、「サボりを監視できるシステム」を導入した会社があるようです。

 

リモートワークでも「普通に働く」

8割の社員がリモートワークで働いている会社を紹介している記事ですが、「なんかちがくない?」感が否めません。

 

家で働くというとサボっているのではないかと思われがちなのですが、そうならないように、色々な道具やルールを使って、しっかり働ける環境を作れば、会社に行けなかった人も普通に働けるようになるんじゃないかということなんです。 

 

そもそも家で働く=サボっているという考え方をしている時点で、リモートワーク推進は無理です。

家で働く=自分のペースで仕事が出来ると思えない限り、リモートワークシステムは成立しません。

 

自宅にいるのに会社勤め?

リモートワークというのは、単に「出勤する時間的、労力的デメリットの解消」だけでなく、「仕事の場所や時間を自分でコントロールできる」ことが1番のメリットです。

育児や介護で家を離れられない人にとっては、新しい働き方の可能性です。

 

 ――自宅にいて、いつでも好きなときに好きな格好で働いて成果だけを提出すればいいというのとは、やはり少し違うんですね。

 

もちろんそういう働き方もあっていいのですが、日本の働いている方のほとんどは時間が決まっていて、そこでみんなとコミュニケーションをとりながら仕事をしていますよね。それと同じように働くことができれば、何も会社に行かなくてもいいと。でもしっかり働ける。それを目指しているんです。

 

なぜリモートワークなのに、会社でいるように働かないといけないんでしょう。メリットを潰しているとしか思えません。

 

この記事に「在宅勤務が進化してる!」というタイトルがついていることから、日本人の骨の髄にまでしみこんだ社畜根性が伝わってきます。

 

サボりを監視するリモートワークってw

この会社では仮想オフィスという制度を使っていて、「どこにいても会社に出社しているのと同じように働く」らしいです。全然リモートワークじゃない……。

 

本当に普通のオフィスにいるのと同じように仕事をしているんですね。

例えば家にいるからといって、ちょっと居眠りしていたりとか、パジャマのような格好でいたりしたら大変ですね。呼び出したのにいなかったら「何していたの?」と優しく聞いてみるとか。普通に会社にいる時と同じように仕事ができるということです。

 

いやいやいやww リモートワークのメリットは?

 

パソコンの前にいれば仕事をしていると思っている、いかにも日本人らしい働き方です。従業員のこと信用してないんだろうなぁ。

 

決められた期日までにちゃんと仕事を終わらせれば、どうやって仕事してようがどうでもいいじゃん。それがリモートワークでしょ?

 

リモートワークは信頼関係がなきゃできない

場所を選ばずに仕事ができる。素晴らしい理念です。そういう働き方に理解を示す人は増えていってほしいですね。

 

ですがリモートワークには、信頼関係が絶対です。

 

従業員は自分のペースで仕事ができるぶん、しっかりとした成果を上げなくてはいけません。

企業側は従業員が自分らしく、それでいてちゃんと働いてくれると信じていなくてはいけません。

 

お互いが「ちゃんと仕事をする」という信頼関係があってこそのリモートワークです。

 

それなのにこの仮想オフィスでは、「会社と同じように働け」という。それならわざわざリモートワークにする必要ないじゃないですか。

 

ちょっと席から離れたら「なにしてたの?」と言われ、パジャマで仕事していたら「それはダメ」と言われ、育児に疲れて昼寝をしていたら「サボってたの?」と言われる。

 

こんなリモートワーク、絶対イヤだわ!

 

リモートワークの理解はまだ遠い

なにが怖いって、この人が「企業向けテレワーク専門のコンサルティング会社」の代表だってことですよ。

実際は「どこにいても会社と同じように働く」とか言ってリモートワークの理念をぶち壊してるのにね。

 

 

「在宅だとサボってると思われがちですが、道具やルールでしっかりと働ける環境を作っています」っていうのは、「従業員はリモートワークにするとサボるので、監視すればうまくいきます」って言ってるのと同じですよね。

 

リモートワークっていうのは、適材適所です。

 

会社で人の目があった方が効率的に働けるのなら、出社すればいいんです。自分のペースでコツコツと仕事をする方が得意なら、リモートワークにすればいい。

 

子どもの送り迎えをしなくてはいけない人や、自分で薬の管理をできない要介護人がいる家庭。毎日場所を変えた方がモチベーションが上がる人や、夜働くのが好きな人もいるでしょう。

 

そういう人に新しい可能性を提供できるのがリモートワークです。

 

それなのに「サボるかもしれないから」「パジャマじゃダメ」「居眠り禁止」とかなにを言ってんだって話です。リモートワーク理解してないんじゃないかな?

 

リモートワークへの理解はまだまだ遠いでしょう。わたしはこの会社では絶対に働きたくないですね。

 

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