初めてお金をもらってインタビュー記事を書いて学んだこと

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最近クラウドワークスで稼いでいる雨宮ですが、なんとクラウドワークス公式広報の方からインタビュー記事のお仕事をいただきました。

 

はじめてのインタビュー記事の依頼だったんですが、インタビューさせていただく方が10年間報道記者をしていたプロということで、ものすごく不安でした。

 

ですがやってみたら、インタビュー記事の執筆は学ぶところがとても多かったです。なので、学んだことをまとめてみます。

 

初めてのインタビュー記事の依頼

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お仕事の依頼もオピニオン系が多かったんですが、今回はクラウドワークスの広報の方から、インタビュー記事のご依頼を受けました。

 

正直びっくりしたけど、「これも経験!」ということで、「ぜひ書かせてください」と即答しました。

 

なんでわたし?ブログの可能性を再確認

わたしはインタビュー経験もゼロだし、クラウドワークスを本格的に使い始めてから1ヶ月ちょっとしか経っていませんでした。ぶっちゃけ、「なんでわたし?」とふしぎでした。

 

担当の方によると、twitter経由でわたしのブログを読んでくださっていたとのこと。すごいね!

クラウドワークスでの経験は少ないけど、ブログを通じて依頼してくださったということで、「ブログってやっぱりすげぇ……」と再確認しました。

 

ちなみにインタビューを受けてくださった木下さんも、「たぶんペンネームなんだろうな」とわたしの名前で検索して、事前にわたしのブログを読んでくださっていました

 

ブログってすごいね!(小並)

 

インタビューに震え上がる初心者

わたしは小心者で、万全な準備がないと緊張で吐いちゃう系女子です。

木下さんは報道記者を10年間していたそうなので、「相手プロだよやっべぇぇぇ!!」とお昼ごはんも食べれないくらい緊張していました。

 

「せ、せめて出来る限りの準備を……!」と質問をリストアップして、聞く順番やら、失礼にあたらない自然な質問の台詞まで台本化しました。

それくらいやらないと落ち着かないもので……。

 

パソコンの初期設定でボイスレコーダーが入っていたので、それを20回くらい動作確認して、万全の体制で臨みました。

 

初めてインタビューしてみた

一杯一杯のわたしでしたが、木下さんはすっごい優しい方で、「ブログ読みましたよ!」からはじまり、まず最初にわたしのことをほめてくださいました

 

木下さんの姿勢は、インタビューされる側になったらこう臨もう、と思わせられるほど素敵なもので、開始5分で緊張が解けました。

 

相手の方は一回り年上で10年の経験がある方なので、「取り繕ってもしゃぁないな」と思い、素直に「インタビュー初めてです」と話します。

 

「そうだと思った! 失敗しても大丈夫。今回を練習として使ってくれれば」と女神のような優しさに震えました。

 

 

 

他人のエピソードを消化する

いままで「自分はこう思う」という記事を多く書いてたんですが、インタビューでは当たり前ですが他人のエピソードを記事にするわけです。

 

そこには「自分がどう思うか」は必要なくて、「相手がどう思っているか」を理解しなくちゃいけません。

当たり前だけどこれがむずかしくて、相手が言いたいことをできるだけ正確に汲み取る必要があります。

 

木下さんは妊娠・出産を期に報道記者を辞めました。

↑事実としてはこれはまちがいないんですが、「辞めざるをえなかったのか?」「自分から辞めたくなったのか?」まで理解しないと、木下さんの歩みを理解できませんよね。

 

ただ話を聞くだけじゃなくて、それを自分のなかで消化して理解しなくてはいけない。「この人にインタビューしてよかった」と思ってもらえるように、必死でお話をうかがいました。

 

短い時間で信頼してもらう

インタビューを受ける話が成立しているとはいえ、結局は人間関係です。

わたしに良い印象を持ってもらえなかったら良いエピソードは聞けないし、わたしがお相手に良い印象を持たなかったら良い記事にはなりません。

 

だから良いインタビュー記事にするためには、短いインタビューの時間の中で「良い人だな」と思ってもらい、相手を「良い人だな」と思う信頼関係を築く必要があります。

 

木下さんはインタビュー経験がたくさんある方なので、とても話し上手でした。まったく困らなかった。でもそれは木下さんが、「インタビューしやすいように」と誠実に話してくださったおかげです。

だからこそわたしは、その誠意に答えたいと出来る限り丁寧に話を聞きました

 

木下さんもその姿勢を理解してくださったようで、とても和やかなインタビューになりました。あーよかった!

 

インタビュー記事を書いて学んだこと

インタビュー後、すぐに記事を書き上げました。でもいつもとは勝手がちがって、学ぶところが多かったです。いい経験になりました。

 

インタビュー記事はテープ起こしじゃない

録音してはいたものの、録音したものはほとんど聞きませんでした。インタビュー後そのまま全部手書きのメモに起こして、それを基に記事にしました。

 

インタビュー記事って、テープ起こしじゃないんですよね。木下さんの話をそのまま文章にするんなら、わたしがインタビューする必要はない。

だからこそ、木下さんがどんなニュアンスで話していたかを考えながら、記憶だけで手書きで全部書き出しました。

 

もちろん書いた後は録音したものを聞いてチェックをしたけどね。

 

ただ質問してその答えを書くだけなら、だれがやっても同じ。

「この人にインタビューしてもらえてよかった」と思ってもらえる記事にしないと、誠実に答えてくださった木下さんに申し訳ない。ということで必死で頭をフル回転させました。

 

インタビューされる側と読者の目

オピニオン記事なら、自分→読者という単純な図式なんですが、インタビュー記事はちがいます。

まず第一にインタビューを受けてくださった方が納得できるものでなくてはいけないし、読者の方が楽しめる記事でないといけません。

 

インタビューを受けてくださった方の意図を汲み取り、文章化する。記事として説得力があるように工夫する。

 

ただ「自分が書きたい・伝えたいことを書く」だけでは学べなかっ、2つの視線があることを痛感しました。

 

インタビュー記事を書いた感想

木下さんは本当に優しい方で、わたしはラッキーでした。だからこそ多くのことを学べたし、「インタビュー記事って楽しい!」と思いました。

 

納品した記事は不備を指摘されることもなく、そのまま掲載となりました。

木下さんからも「素晴らしい記事」「伝えたいことがすべてつまってる」「このお仕事に合ってる」というお言葉をいただきました。

 

わたしなりに努力はしたものの、はじめての経験なので不安も大きかったです。ですがインタビューさせてくださった方にそう言ってもらえて、本当に本当にうれしかったです。

 

もちろん自分の意見を書いて共感してもらえたり、だれかの背中を押せるのもとてもうれしいです。

でも誰かの人生について書かせてもらって、ご本人に認めてもらえるというのはライター冥利につきるというか、またちがった喜びがあります。

 

インタビュー記事を書くってすごい楽しいし、いい経験になりますね。これからちょっとインタビュー記事に挑戦していこうと思います。

 

▼今回のインタビュー記事はこちら

crowdworks.jp

 

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