連続バズで思った「インターネットで発信する」ことについて

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はじめて自分のブログ記事がバズりました。それも連続で。

 

いままで『日本の就活がどんだけオワコンなのかがわかる、日本とドイツの就活事情の違い5つ 』という寄稿がハフィントンポストやBLOGOSに転載されたり、寄稿先を炎上させてしまったことはありました。が、自分のブログ記事がバズったのははじめて。

 

その感想がてら、「インターネットで発信すること」について考えてみました。

 

多くの人に読まれるということ

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いままで検索が8割だったわたしのブログ。

それがいきなり、『限界まで消耗しないと「がんばった」って認められない日本社会が辛い』がtwitterで拡散され、『日本人の私が、どうしても受け入れられなかった日本文化5つがこれだ』がNEWSPICKS経由でFacebook上で拡散されました。

 

前者は約8万回、後者は10万回くらい読まれてます。PVももちろん上がった。twitterのフォロワーの方も増えた。

バズの定義はわかりませんが、拡散度合いから見ても「多くの人に読まれた」のは事実です。

 

だれもが発信者になれる時代

わたしは際立った特技や経歴を持っていない、ごくごく普通の一般人です。ただ細々とブログを書き、細々と生活してるだけ。

 

そんな凡人ですが、いまの時代、インターネットで個人が発言し、影響力を持つことができるわけです。言うほどまだ影響力はないけどね。ただ純粋に、「だれもが発信者になれるってすごいなぁ」と思いました。

 

わたしの記事を読んでくださった方の99%は、本来だったら人生で一度も接点がない人だと思うんです。記事を書かなければ、絶対に知り合わなくて、見かけることもなくて、存在すらまったく知らないような人たち。

 

ネットなら、そんな人相手でも意見が届く場合がある。なんかすごいよね。アホっぽい感想だけど、素直にすげーなって思った。

 

自分を認められる喜び

もう一度いいますが、わたしは平々凡々とした人間です。トップセールスマンだったわけでもないし、ブログ飯してる人でもありません。

 

でも、そんなわたしの記事でも、「共感した」「元気が湧いてきた」「背中を押された」という反応をたくさんいただきました。なかにはわざわざメールしてくださる方もいました。

 

凡人の! わたしが!! だれかの役に立てた!!!

 

「役に立つ」っていうほど大きなことじゃないかもしれませんが、だれかの心を多少なりともポジティブにできたと思うと、本当にうれしいです。生きてて良かったとまで思いました。

 

あと、大人になればなるほど、褒められる機会って少なくなると思うんです。

子どものときみたいに、「100点とったの? えらいわねぇ~」とか、「コンクールで金賞なんて本当にすごいわ」とかって言われることが減ります。企業勤めならまだあるだろうけど、フリーランスじゃほとんどない。

 

だから、だれかに肯定的な意見をもらって自分を認めてもらったことが、すっごくうれしかったんです。

 

多くの人に読まれたこともそうだけど、いつもより多くの人に共感してもらえて、自分を認めてもらえたのがうれしかった。

 

 

 

インターネット発信のむずかしさ

そもそもわたしのブログは、ただ自分の考えを書いてるだけの個人ブログです。だれかを啓蒙したい意思もなければ、社会派でもないし、特化ブログでもありません。自分の考えを発信してるだけです。

 

だから、「同じようには思わない」っていう人も出てきます。当然です。

 

特にNEWSPICKSに転載された『日本人の私が、どうしても受け入れられなかった日本文化5つがこれだ』なんて1月の記事だから、すでにわたしのなかでも考えが変わってます。

 

なぜか再び拡散されだしてちょこちょこ批判されてる『女の「男女平等!」って矛盾しすぎ、無理に決まってる』も半年前の記事だし。

 

ぶっちゃけ批判コメントに対しては、「いまさら言われても知らねーよw」って感じです。

 

いつ書いた記事でもわたしの記事にまちがいないんだけど、思考停止してない限り考え方って変わりますからねぇ。言い回しくらいはリライトできるけど、いま内容に手を加えたら完全にちがう記事になりますし……。

 

ネットってどんどん拡散していくし、なかったことにはできないから、一回一回発言に責任持たなきゃいけないんだなーと改めて実感。たとえ記事を消しても魚拓を残す人もいますしね。

 

いろんな人のコメントを読んで

いやーいっぱいコメントきましたね。わたしの何倍もフォロワーをお持ちの方たちが拡散してくださったおかげで、バズに至りました。

 

そうなると、お決まりのクソみたいなコメントを見かけます。

見知らぬ人に人間性をとやかく言われるのは納得いきませんが、道端に落ちているゴミクズだと思ってスルーしています。

 

それでも純粋に「たしかにその伝え方は誤解を生むな」と思う部分もあったし、「この文章をこう解釈する人もいるのか!」と驚くこともありました。

 

そういう誤解は、直接話したらたぶん生まれないことだと思うんです。でも顔が見えないインターネット上で、感情が伝わりづらい文章を通じてだから誤解された。誤解させてしまった。

 

ブログはあくまでわたしの個人的意見発信の場であって、書きたいことを書いてます。でもそうやって開き直って書きなぐっても、伝えたいことが伝わらないのは当たり前。

文章を書くために、もっと日本語や言い回しなんかを勉強しようと思いました。

 

わたしはこれからも文章を書いていく

というわけで、バズの素朴な感想でした。

 

文章なんてものはだれにでも書けます。でも文章を書いてお金をもらうという道を選んだからには、文章スキルを上げるのはもちろん、言いたいことがちゃんと伝わるように書かなきゃいけない。当然だけど、改めて考えさせられました。

 

というわけで、これからも精進するので、ぜひ雨宮をよろしくお願いします!

雨宮は常にお仕事募集中なので、よろしければご連絡ください。

 

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