ドラマ『JIN-仁-』あらすじと最終回のネタバレ!1期・2期の内容総まとめ

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人気ドラマ『JIN-仁-』は何度見てもおもしろい

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いままではアニメばっかり見てたんですが、最近はアマゾンプライムでドラマも見るようになりました。で、いまさらながら『JIN-仁-』にハマりました。原作の漫画『JIN-仁-』は、16件のレビューで4.6という高評価!

 

現代の医者が、幕末へタイムスリップ!という、あるあるSFネタ。こういうのって、「現代人ってマジ神!」みたいな作品が多くて好きじゃないんですが、これはやられた。文句なしにおもしろいです。

 

『JIN-仁-』1期のあらすじ 

優秀な脳外科医、南方仁(みなかたじん)。最愛の恋人、未来(みく)の手術に臨むも、あえなく失敗。彼女は眠り続けることになってしまった。そのトラウマから、仁はむずかしい手術から逃げるようになる。

 

そんなとき出会った妙な患者。その患者ともみ合い病院の階段を転がり落ちた仁が目を開けると、そこはなんと――幕末!

 

かんたんに人が死んでいく世の中で、現代医学術を使い、多くの人を救う仁。しかし過去を変えるとは、未来を変えるということでもある。

彼の医術は「歴史」になにをもたらすのか。その変化により、仁は未来(みく)を救う未来を手にすることができるのか――?

 

といったお話です。以下、詳細なあらすじ。

 

タイムスリップした南方仁が出会った少女

幕末で目を覚ました仁は、瀕死状態だった武士を現代医術で助けます。その縁で、行く宛てのない仁は、助けた武士・橘恭太郎の家に厄介になることに。

 

恭太郎の母親は仁を「うさんくさい男」と言うものの、妹の咲は仁の医術に魅了され、江戸の生活に馴染めない仁のお世話をしはじめます。

 

仁はその後坂本龍馬との出会い、不治の病であった伝染病コレラの治療に励みました。仁自身も感染してしまいますが、恭太郎の妹・咲の看病により持ち直します。

 

当時、女が医学をすることはまだ偏見が大きかったようですが、咲は仁の弟子のように振る舞い医学の道を志します。

 

 

 

最愛の女性と同じ顔をした野風との出会い

コレラも一段楽したところで、龍馬は仁を遊郭である吉原に連れて行きます。そこで出会ったのが、野風という花魁。そこで仁は驚きます。

 

なんと野風は、仁が現代で助けられなかった恋人の未来(みく)と同じ顔をしていたのです。先祖というわけですね。

 

さらに仁は、野風が病に冒されていることに気づきます。もしかしたら助けられるかもしれない。でも野風を助けて運命が変われば、未来が生まれることもなくなってしまうのでは、と苦悩します。

 

ひとりの医者として生きる南方仁

一方で仁は、本来助からなかった人を助けることで歴史を変えてしまうのではないかと悩み始めます。同時に、仁が助けた人も結局亡くなってしまい、「歴史は変えられないならなにをやっても意味がないのでは」とも思います。

 

さらに、異国でもまだ知られていない医術を持っていながら記憶喪失だと主張する仁を怪しみ、排除しようとする人たちも登場。

 

それでも仁は、江戸でできることをしようと、仁を信頼してくれる人とともに小さな診療所を開きます。そこには、ずっと仁を支えていた咲の姿もありました。

 

ですが仁の心のなかには常に、現代にいる眠ったままの恋人、未来がいます。

 

野風と咲の運命はいかに?

花魁である野風の身請け話が来ると同時に、咲にも縁談がきます。咲はずっと仁を支え、仁のことを好いていました。咲も、女としての義務である結婚を前に、自分の人生を考えます。

 

未来を変えないために、野風の病を伝えずにいた仁。しかし決意を固め、身請け前の野風の手術に踏み切ります。その手術の日は奇しくも、咲の結納の日。もちろん、咲なしで手術に臨みます。

 

一方、咲は土壇場で、花嫁衣裳のまま仁のもとへ駆けつけることを決めました。花嫁衣裳のまま手術を手伝った咲の尽力もあり、野風の手術は無事成功。

そして仁、咲、龍馬は、雪の降る日、身請けされて吉原を出る野風を送り出すのでした。

 

 

 

【ネタバレあり】ドラマ『JIN-仁-』2期のあらすじ

咲にプロポーズする仁

2期は歴史に関するシーンが増えてきます。仁はその名が知られ始め、佐久間象山や西郷隆盛といった大物の治療にあたるほか、脚気に効くお菓子として餡ドーナッツがバカ売れし、さらに有名になっていきます。

 

しかし皇女がドーナッツを食べて倒れたことから、毒を仕込んだと疑われた仁は、なんと死罪を言い渡されます。それを知った診療所メンバーはあらゆる手段を用いて仁を救い出します。

 

そして仁は、常に支え続けてくれた咲にプロポーズ

しかし咲は、「診療所を後世に残すことが大事」だと断りました。(この気丈さが咲の魅力ですね)

仁の心にほかの女性(現代の恋人・未来)がいるのもわかっていたからでしょう。

 

坂本龍馬の未来はどうなる!?

仁のもとに、龍馬が襲われたという知らせが入ります。俗に言う寺田屋事件です。

その後暗殺される未来を龍馬に伝えようと長崎で龍馬に会う仁。しかし頭痛に襲われ、まともに話すことはできませんでした。

 

さらに、異国の男のもとに嫁いだ野風が、全身にガンが転移しているうえ妊娠していることが発覚。仁は未来がどうなるかはわからないけれど、目の前にいる野風とお腹の子を必死で助けます

 

そして歴史の針は動き、大政奉還へ。

史実どおり暗殺の標的になり重傷を負った龍馬を手術する仁。懸命の処置も虚しく、龍馬は還らぬ人に……。

 

幕末から再び現代へ

咲は旧政府軍vs.新政府軍との戦いで負傷、その傷から緑膿菌に感染。救うには、現代から薬をもってくるしかない状況。

 

そんななか、なぜか仁の頭の中には龍馬の声が聞こえ始めます。そしてその声に従い目を覚ますと、仁は自分が現代の病院で「救急患者」として運ばれていることに気づきます。目の前には、現代の医者であったときの自分。

 

仁は咲を助けるため、病院から薬品を盗んでもう一度幕末へ戻ろう……とするも、階段から落ちて江戸時代に行ったのは、現代で医者をしていた自分。未来が奇妙にゆがみます。

 

舞台は現代へ。現代に戻った仁は、自分が歴史にどんな影響を及ぼしたのかを調べるために図書館へ行きます。

自分が作った診療所「仁友堂」の存在が確認できました。しかしその写真には自分(南方仁)がいない……。咲がどうなったかを確かめるために橘家があった場所へ。

 

そこには「橘医院」があり、橘咲という先祖がいて、彼女は生涯独身を貫いたこと、野風の子どもを引き取って育てたことなどが明らかにされました。

そしてそれを教えてくれた女性は橘未来(みく)と名乗り、野風と同じ顔をしていました。

 

つまり、咲に薬が届き命をとりとめ、その後医者として診療所を守った。仁の目の前にいるのは、咲が引き取った野風の子どもの子孫、というわけです。

 

今更だけど『JIN-仁-』を見てほしい

いやぁおもしろい。ただの現代医療スゲードラマではなく、ヒューマンドラマですね。一気見しました。

 

アマゾンプライムだと、月額300円ちょっとで『JIN-仁-』が全話見れちゃうので、見ないと損です!! 完結篇含めて22話あるのに、日額じゃなく月額300円って……。

 

クリスマス、家でひとりで見るもヨシ、年末年始に実家に帰省する移動時間に見るもヨシ、テレビとちがってネットはどこでも見れるのがいいところだよね。もちろん、ドイツでも!

 

とにかく!やばいくらいおもしろいから!!見てみてください!!!

 

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