他人の反応が怖くて挑戦できない?だれも君なんか気にしてないよ

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日本人はよく「気にしすぎ」な性格だと言われます。かくいうわたしもそういう人間で、自分の意見ははっきり言うけど、「自分がまわりからどう見られてるか」は結構気にする人間でした。

 

でもドイツに来てから、「まわりを気にすること」がまずなくなりました。「だれもわたしなんかに興味がない」ことに気づいてしまったから。

 

「誰も君を気にしてない」という救いの言葉

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わたしはザ・気にする人間で、一緒に暮らしてるパートナーはザ・気にしない人間です。だから彼には、わたしのウジウジした悩みが理解できないようです。そこで彼はいつもわたしに、「誰も君のことなんて気にしてないよ」って言います。

 

それだけ聞くと冷たいように思えるんですが、たしかにそうなんですよね。「自分は唯一無二の存在ではあるけど、同時にその他大勢のひとりでしかない」んです。

 

所詮その他大勢ののひとりでしかない

高校1年のときのクラスメイト、何人思い出せますか? わたしのクラスには40人弱いたけど、いますぐに名前と顔が出てくるのなんて10人以下です。1年間毎日顔を見ていたのに。

大学のとき仲良かった子とは卒業してから疎遠になって、いま何をしているかまったく知りません。もはや興味もなくなっちゃいました。

 

言うほどみんな、他人に興味なんてないんです。たとえわたしが明日「事故に遭いました」とブログを更新したとして、心配してくださる方はいると思いますが、多くの人は「マジか!」と驚きつつも1ヵ月後には忘れているでしょう。その程度なんです。

 

でもそれは、「わたしがどうでもいい存在」というわけではありません。ただ、「他人の興味関心なんてそのレベル」ってだけです。自分がみんなを気にするほど、みんなはわたしのことを気にしてない。ドイツでそう思うようになってから、ずいぶん楽になりました。

 

あなたに影響を与える大事な人は何人??

よく人間関係について相談されるんですが、そのときは基本的にこう返してます。

「あなたを悩ませてる人は、あなたの人生に必要な人? ぶっちゃけ、明日その人が死んでもあなたは困らないでしょ? その程度の人間なんだよ。だったらどうでもいいじゃん」って。

 

言い方は悪いけど、「自分に影響を与えうる大切な人間」なんて、本当にごくごくわずかです。

わたしにとってそれは、家族・親族・彼氏・女友達2人・男友達2人くらいです。それ以外の人は、今後一生連絡を取れなくても「あーいたなこんな人」くらいにしか思わないでしょう。

 

ほんの一握りの大事な人以外の人間なんて、いようがいまいがあんまり関係ないんです。だったらまぁ、他人なんてどうでもいいんじゃね?ってことになりますよね。

 

「嫌われる恐怖症」に対する処方箋

また、「人に嫌われること」自体におびえている人がいます。わかるよ、だれだって嫌われるより好かれたほうがいいもんね。味方が多いほうがいいもんね。

でも大丈夫です。あなたのことを嫌いな人なんて、思ってるよりいませんから。

 

あなたは、嫌いな人が何人いますか? 「性格が合わない」とか「なんか嫌い」じゃなくて、その人の不幸を願ってその人が苦しむ顔を見たらうれしくなるような、心底嫌いな人。何人います?

 

わたしは、だれもいません。だって面倒くさいもの。

わざわざだれかを嫌いになるのって、かなりの精神力を必要とします。大体の人は、適当に心の中で折り合いをつけて、その人と関わらないようにしようと距離を置いて終わりです。

 

もちろん他人を傷つけて憂さ晴らしするような人間もいるわけですが、そういう人たちはなにをしようがどの道文句を言ってくるので、気にしてもしょうがないです。

 

というわけで、あなたのことをめちゃくちゃ嫌いな人なんて、たぶんほとんどいないから安心してください。

 

 

 

もっと都合よく世界を解釈すればいい

とある友人は、大学時代からユーチューバーとして動画をアップしていました。いろんな人にバカにされていたけど、「どうせ卒業したらもう会わないし」と笑って自分の夢を追いかけていました。で、現在はかなり有名になりました。

バカにしてた人たちはそれを知って、なんて言ったと思います? 「あいつすごいよな!」「やっぱり有名になったね」って褒めてるんです。悪口言ってたことも忘れて。

 

何度も言うけど、他人への興味なんてそんなもんなんですよ。

 

あなたの夢を笑う人もいるかもしれないけど、成功してその人たちと5年ぶりに会ってみてください。「昔からがんばってたよねー!」って悪気もなく「理解者」ぶる人ばっかりだから。

でもね、逆に「こいつわたしにまったく興味ないだろうな」って思ってた人が応援してくれてたりもするんですよ。

 

あなたのことを本当に嫌いでしょうがない!って人はまずいないし、いま悪口言ってる人だって3ヵ月後にはあなたのことなんて忘れてるし、意外に応援してくれてる人だっている。だからまぁ、もっと世界を都合よく解釈して楽観ししてもいいんじゃないかな。

 

他人の視線は気にするほどのものじゃない

結局のところ、みんな他人への興味なんてそんなもんだから、他人の目線なんて気にしなくていいんですよ。向こうはそんな本気であなたのことを見てませんから。

でも、だからって「あなたがどうでもいい人間である」というわけではありません。

 

たしかに、あなたのことなんてだれも気にしてない。わたしのことなんてだれも気にしてない。それでもあなたもわたしも、だれかにとっては大切な人だし、あなたにしか、わたしにしか出来ないことはあります。

 

わたしが伝えたいのは、「みんなどうでもいい存在だ」ということではなく、「他人への興味なんてたかが知れてるから他人の視線なんてたいしたことじゃないよ」ということです。

他人の視線を気にしてしまう人は、あなたに向けられている興味関心なんてたかが知れていることに気づいてください。他人の視線なんて、その程度なんです。

 

だから、まわりに遠慮することなく、バカなことでも変わったことでも挑戦すればいいんです。失敗しても恥をかいても、1ヵ月後にはみんな忘れられてますから。

他人はあなたの人生に責任をとってはくれません。だからわたしは、「だれも自分なんて気にしてない」と心を軽くして、やりたいことをやっていきます。

 

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