いつから「自分はまだ若い」と錯覚していた?

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「まだまだ若い」「人生これから」だと思い続けて、気づいたら、もう25歳。順調に生きていけば、5年後には30歳になって、その10年後には40歳になります。

 

そう考えると、人生って驚くほどあっという間だし、「自分はまだ若い」なんてすぐに言ってられなくなります。25歳のくせにすでに老いにおびえています。

 

「まだ若い」と言えるのはいつまで?

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今度高校の友達と会うんですが、「高校入学10周年のお祝いだね!死」っていうLINEがきました。

 

いやいや高校入学が10年前なんて、そんな恐ろしいことがあるわけないじゃんね。って思って数えてみて、震えました。もう高校入学から10年経ってたんだよ!

 

「若い」期間があっという間に過ぎ去ってしまうことを痛感して、2次元に逃げたくなりました。

 

「若かった」自分を思い返す

学校帰りにコンビニに寄って、ちょっと悪いことをした気になっていた中学時代。赤いセーターに紫のパーカーに学校ジャージという、センスの悪い恰好をしていた高校時代。そんな「だれにでもあった若かりし頃」が、もう10年前なんです。震えます。

 

運動部じゃなかったけど、体育の時間はふつうに動けてた。いまじゃ、駅の階段を駆け上がるのですら息切れします。

大学生のときは、授業→飲み会→カラオケでオール→バイトなんてアホなことしてたけど、もう23時すぎると眠くなってきます。

 

25歳でこれなら、これからどうなっちゃうんだろう。あっという間に「若者」から「おばちゃん」になるんだろうなぁと思うと、なんか怖くなってきます。

 

年を取ったら、勝手にちゃんとした大人になるんだろうなって、どこか油断してました。まさか、こんなにちゃんとしてない25歳になるなんて……。

 

「若い」とはいえ、もういい大人だ

25歳なんてまだまだ若い!って思うじゃないですか。でもこの10年間でしてきたことを思うと、「若い」と言われてる間に、いったいどれほどのことができるのかなって不安になってくるんです。

 

高杉晋作なんて、27歳で亡くなってるんですよ。そう考えると、「わたしの25年間なにやってたんだろうう」って思います。比べる相手が悪すぎるけど。

 

気づいたらもう20代半ばだし、「若い」とは言っても、もういい大人です。まわりの友達も、結婚して子どもがいたりします。社会的にはもう十分、「母親になってもおかしくない年」なんです。

 

いままでは年を取ると「成熟していく」気がしてたけど、最近は「老化してる」感があります。いつまで、「まだ若い」って悠長に構えることが許されるんでしょうね。

 

年を取ると1年が短く感じるのはなぜか?

ティーンエイジャーのときより20代、20代より30代、30代より40代……年を取ると、時間が短く感じるってよく聞きますよね。とはいえ1年間は1年間なわけで、なんでそう感じるのかって考えてみました。

 

わたしなりの結論は、「若い方が心が敏感だったから」だと思います。子どものときは、腹が立ったら怒って、悲しかったら泣いてました。

そこから自制を覚えて、社会に適応するために自分を律することに慣れてきました。そしたら、良くも悪くも、小さいことに心が動かなくなります。

 

身体的な衰えもそうだけど、心の感度が低くなるってことが「老化」なんじゃないかと老います。

 

ブログをやってる人って若い人が多いから、年上の人に対して「わかってない!」って書く人が多いですよね。でもいまの中学生からしたら、自分はもう十分「わかってない大人」なのかもしれません。

 

年齢が若いからってその若さがずっと続いていく、若さが不変のものだって思い込んでしまってる「若者」もいると思います。

わたしも、友だちが出産してたり、入学式帰りの母校の後輩なんか見かけなければ、「結局まだ若いし」って思ってたと思うもん。

 

「子ども叱るな来た道だもの。老人笑うな行く道だ」ですね。いまの環境が永遠に続くわけではありません。でも心のどこかで、「まだ若い」「50代とかずっと先」と思っていませんか? 自分だって、死ななきゃいつか老人になるんですよ!

 

若い現在をどう生きるべきなのか?

人生はあっという間だから、「毎日人生最後の日だと思って一生懸命生きること」が「正解」なんだと思います。でもわたしはそんなに意識高い人間じゃないので、そこまで毎日目標高く生きていけません。

 

でもそうすると、すぐに「若い時期」なんて終わっちゃいます。じゃあどうやって生きていくのがいいんだろう。

 

いろいろ考えたけど、わたしは「10年後の自分が褒めたくなることをやっておこう」と決めました。

 

すっごい大きなことを成し遂げられなくても、10年後、「25歳のとき〇〇してたことが役に立った」って思いたい。失敗するかもしれないけど、10年後、「あのときの挫折から学んだ」って言いたい。

 

10年後の自分がインタビューされたとき、「25歳の1年はいい経験をした、大きな転機だった」って言えるようにしたい。それを毎年続けたい。なんかそう思うようになりました。

 

「突然人生語っちゃってどうしたお前」って感じだけど、いままでもこれからもずっと若い人間なんていないんです。そしたら、どう年を取っていくべきかっていうのを考えるのは当然ですよね。

 

「気づいたらおばあちゃんになってたよ!」ってならないためにも、「あのときこうしていたら」って後悔しないためにも、20代のいまを、30代の自分のためにがんばって生きていこうと思いました。詩人っぽくいい感じにまとまったね!!

 

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