わたしは心の整理がすっごい苦手です。割り切りがヘタで、小さなストレスをかなり引きずります。それこそ一日中。長ければ数日ずっと心がモヤモヤしてます。
そんな心の整理が苦手な人は、ストレス日記を書くのがおススメ。ネガティブな感情を全部日記にぶつけましょう。
心を整理するストレス日記
昨日のよのすけさんの記事、『日記の書き方を変えたら、どんなに冴えない日も意味のある1日だと思えるようになった』がすっごいおもしろかったんです。
なにがおもしろかったのかって?
よのすけさんは日記をポジティブに使っているけど、わたしは日記を超ネガティブに使っています。言ってしまえばわたしの日記はストレス日記です。
わたしは心の整理が下手で、なにかイヤなことがあると「なんだよもぉ~ふざけんなよぉ~~」と感情が全部ネガティブな方向に持っていかれます。それを整理するために、イヤなこと、腹が立ったことだけをひたすら書きつけています。
ストレス日記を書くメリット
日記というと、「今日はこんなことがあった」と書くイメージがあります。でも業務報告じゃないんですから、そんなん書いててもおもしろくありません。自伝でも出すんなら別ですが。
日記とはもっとプライベートで自由です。なにを書いてもいい。だからわたしは、だれかに愚痴りたいとき、腹が立ってしょうがないとき、頭が一杯一杯で混乱しているときなんかに日記を書きます。
ストレスを整理するための日記なので、ストレス日記と表現してみました。
とにかくすっきりする
ストレス日記の最大のメリットは、とにかくすっきりすること。生きていれば、さまざまな情報が否応なく飛び込んできます。でもそれを無条件で放出できる出口がありません。だからストレスが溜まるし、悩む。吐き出せないからです。
そんなときに活躍するのが、ストレス日記。人に見せるものではないので、とにかく「まじムカつく!」「あいつふざけんなよ!」と書きなぐればいいのです。
なにも考えずにただ負の感情を吐き出せる機会は、なかなかありません。だからこそストレス日記を書いたらすっきりするんです。
イライラやモヤモヤがはっきりする
で、イライラやモヤモヤを文章化すると、冷静になってくるんです。最初は「まじあいつ使えねぇー!」とか書いてても、だんだん「でもあいつは○○が得意だったから、そっちを任せよう」だとか、「いま思ったけど、こう言うべきだったのかも」と考えるようになります。
文章にするだけで「なにがそんなに感情をざわつかせたのか」がはっきりします。それを思いっきり吐き出すことで、「よーし、気が済んだ! 割り切ろう!」と心の整理ができるようになります。
割り切りが下手な人は特に、完全に吐き出さないと引きずります。好きなだけ書きなぐって、負の感情を洗い流しましょう。
わがままになれる場所
他人に愚痴るとき、「自分が悪いのはわかってるんだけどさ」とか、「たしかにそうなんだけど」とかって言い訳をすることもありますよね。
日記ではそんな気遣い無用です。腹が立ったら気が済むまで相手の悪いところを書き並べたっていいんです。だれにいい顔する必要もありません。
他人に悩み相談するのが苦手、人の悪口を言いたくない。ストレスを溜め込む理由は千差万別ですが、基本的には感情的になるのがみっともないからですよね。だから感情のやり場に困る。
そんなときは! ストレス日記! とにかく負の感情を書いちゃえ!
感情を思いっきり出せる場所ってなかなかないですから、そういう意味でもストレス日記はおススメです。
ストレス日記の書き方
ストレス日記にルールはありません。負のオーラをぶつけるだけです。わたしのストレス日記は、悪魔を召還できそうなくらい負のオーラをまとっているでしょう。でもいいんです。日記なんてそんなものですから。
毎日書く必要はありません。むしろストレス日記を書く必要がないくらい穏やかな毎日が続いた方がいいに決まってます。
でもやっぱりイライラやモヤモヤが溜まってくる。「どこかに吐き出したい」と思ったときにだけ書けばいいんです。
よく、「日記を分析して活用!」とか言われますが、それはダメです。ストレス日記なんて分析したらストレスが溜まります。もっとイライラします。
ストレス日記は、いわば負の感情のゴミ箱です。「うぜぇ」「ムカつく」「ふざけんなよ」というストレスを、文章にして書き付けて整理するのです。活用しよう、読み返そうなどと思うべきじゃありません。ストレスの活用方法なんてありませんから。
ただ自由に、ネガティブな感情を書きましょう。悩みを書くだけでもいいです。毎日同じ悩みを書き続けていれば、環境を変えるべきということに気づきます。
毎日かく必要もなければ、その日あったことを書く必要もない。ただストレスを外へ出すのです。
ストレス日記で心を整理しよう
わたしは納得いかないと首を縦に振らない人間なので、モヤモヤすることが多いです。でもある程度妥協しなきゃやっていけません。じゃあそのモヤモヤをどうするか? そういうときにストレス日記です。
記事のために1ページ写真撮ろうかなーと思ったのですが、お見せできるページが見つかりませんでした。自分でも笑っちゃうほど感情的で自分勝手なことばっかり書いてます。
でもおもしろいことに、だいたい次の日あたりで「昨日は腹立ったけど、学ぶところもあった」「今度からこうすればいいよね」とちょっとポジティブになっています。文章にしたことで、頭が冷えたんでしょうね。
心の整理が苦手で、ストレスを溜め込みやすい人。もしくは感情のコントロールが苦手で、勢いできつい言葉を使ってしまう人。イヤなことがあると引きずってしまう人。
そういう人に必要なのは、負の感情を捨てる場所です。日記にストレスをぶつけてください。毎日つける必要はありません。イヤなことがあったときにだけ、好きなだけ書けばいいんです。わたしが使っている日記帳は、ただの白紙で線すらありません。好きなときに好きなように書いています。
ストレス日記、本当におススメですよ!
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