苦労をしらない私が、ドイツに移住して鼻っ柱を折られた話

わたしは正直、調子に乗っていました。勉強も運動もそれなりだったし、楽器得意だったし、友達もいっぱいいたし。学級委員なんかもずっとやってたし、結構な仕切り屋でした。 「みんなとはちがう人生送る! わたしは出来る!!」みたいな選民意識を持った痛々しい少女でした。