雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

苦労をしらない私が、ドイツに移住して鼻っ柱を折られた話

スポンサーリンク

わたしは正直、調子に乗っていました。勉強も運動もそれなりだったし、楽器得意だったし、友達もいっぱいいたし。学級委員なんかもずっとやってたし、結構な仕切り屋でした。

「みんなとはちがう人生送る! わたしは出来る!!」みたいな選民意識を持った痛々しい少女でした。

 

雨宮のちょこっと自己紹介

お父さんの仕事影響で2,3年に1回引っ越していたので、そりゃもう社交的。
運動もずっとリレーの選手、運動部の子にも負けないくらい足が速かった(過去形)
地元で2番目の公立(偏差値60くらい?)に入って、学年30番以内。

好戦的な性格のせいでトラブルに見舞われることもあったけど、まぁ上々の人生だったと思っています。うん。

現役で立教大学に合格、ドイツ文学科を専攻しました。

まわりが合コンや飲みサーで青春を送るのを横目に、まじめに毎日ドイツ語を勉強していました。ドイツ語の必修授業が免除になるほどのまじめさ。


そして大学3年生の夏、ついにドイツへ1年の留学切符を手に入れました。

 

ドイツ留学は最高だった

留学先では、1番上のドイツ語クラスになって、たくさんのドイツ人の友達も出来ました。毎日毎日楽しくてしょーがなかった。そこでルーカスというドイツ人の彼氏も出来ました。

大学4年生の夏になり、留学は名残惜しくも終わりを告げ、ルーカスとはドラマかよっていうほどドラマチックな別れをして、帰国。

大学も2年生から週3日しか行ってなかったくせに無事卒業、からの気楽なフリーター生活。

卒業から半年働いて、1年ぶりにドイツへと渡りました。ビザはワーホリを取って、もう移住する! ってくらいの心構えでした。

 

再びドイツへ

ルーカスと感動の再会を果たし、Ausbildung探しへ。
専門学校に通いながら働くという、職業訓練的な教育システムです。私は国際的な資格もないし、社会人経験がないので、ドイツで資格を取って就職するつもりでした。

興味のあったメディア系のAusbildungを申し込みました。そういう日本人は少ないみたいで、ほぼ全部の企業から面接に呼んでもらえました。「余裕じゃん?」と調子にのりつつ、ルーカスと面接の練習をして、いざ出陣。

結果、全滅。

ずばり言われました。
「外国人としてはそこそこドイツ語を話せるけど、仕事じゃだめだね」

目の前が真っ暗になりました。

留学中、自分は日本人の中で一番ドイツ語が話せると自負していました。友達もみんな私のこと褒めてくれたし、なんだかんだ、出来る子なんだと思っていました。

自分、がんばったのに。
何がいけなかったんだろう。私の人生はここで終わるの?

 

人生初の自信喪失

すっかり自信喪失した私は、3ヶ月の引きこもり生活へ突入。

留学した場所とは違う場所に住んでいたので、友達0。住んでる日本人0。
もう頑張れない。何のために生きてるんだろう。でも大見得を切って飛び出してきた手前、帰れない。

毎日ルーカスに当り散らしてました。すっかり落ち込みました。本当に落ち込んだ。
もうお手上げ状態です。

しかもワーホリは1年しか滞在できない。どうしよう。ドイツ滞在のためにとれる選択肢は、ひとつでした。


そうだ、大学行こう。ビザが取れるし、勉強好きだし。もう面接とかしたくない。

ドイツ文学科卒業、留学経験ありってことで、ドイツの大学の語学試験は免除、気がついたら大学生になっていました。うん、まぁ結果オーライ? ビザ更新できたし。

しかしここで、人生二度目の挫折を味わうこととなりました。

 

大学で心が折れた

主専攻は政治、副専攻は公法(憲法や行政、国際法など)でした。
やっぱ勉強って楽しいなぁ~。難しいけど、頑張るぞ~。と意気込んでいました。

 

そして、1ヵ月後、また挫折しました。


もう駄目だ……。

言語系の学科、ビジネス、IT系には外国人がたくさんいるんですが、人文社会系はドイツ人のみ。まじでドイツ人オンリー。わたしは入学生約100人の中で、唯一のアジア人。

理屈っぽい私が、ゼミの議論に入れない。
ムードメーカーだった私に、友達がいない。
寂しかった。悲しかった。

結局私は、ちょっとドイツ語がしゃべれるだけの、「外国人」だったんです。それに気づいたとき、頑張る、という気持ちがぽっきりと折れた。

そこから、悩みに悩みました。ちょうど、半年前くらいの出来事です。
再び引きこもり生活が始まり、23歳になってそろそろ将来にことを考えて焦りだしました。

私には、何もありませんでした。ちょこっとドイツ語が話せるだけで、本当に何もなかった。何も得ていなかった。

よっしゃ、大学辞めよう。

こう思ったのは、2ヶ月前。ちょうど冬学期が始まる10月頭。

もう学費は払っちゃったし、退学したらビザがなくなる。だから、学籍は残したまま。でも気持ち的には、もう退学。


んならもう、やりたいことやりゃーいいじゃん!!!

挫折したから、夢を見つけた

やりたいことを、本気で考えました。本当に、心から、一生やりたいと思えることを探しました。

 

そこで、物書きになりたい、と思いました。


もともと書くのが好きだし、どうせ家にいるからやれることはいくらでもあります。さっそくライターとしてウェブサイトに寄稿を始め、このブログも立ち上げました。

楽しい。久しぶりにそう思えました。

やりたいことは、就職のためのAusbildungでも、ビザのための大学生活でもなかったんです。


ただ、何かを書きたかっただけ。
お金もないし、相変わらずドイツで友達もいない。でも、やりたいことをやってれば幸せだと思えました。

……そして、現在に至る。

 

これからの道を見つけた

学生ビザは残り3ヶ月。その間にドイツに滞在するためになにかしなきゃ、とは思います。でも、とりあえずこれでいいや。

ルーカスが大学卒業したら永久就職させてくれるらしいので、それまでだらだらとドイツに残ろうと思います。自分の人生だし、焦ることないかなって。

親不孝してるなーと思うし、同世代が必死で働いている中何やってんだ、と思わなくはないけど、今楽しいからオールオッケー。

なんやかんやあったけど、ドイツ来て良かった! こんな感じで、挫折を経験した私はちょっと強くなりました。