雨宮の迷走ニュース

ちょっと尖ってるらしいオピニオン系ブログ。海外生活やライフハック、その他ニュースなど。

6ヶ月にわたる戦い!ドイツでフリーランスビザ取得のすべて

スポンサーリンク

半年にわたる外国人局との長い戦いも終わり、昨日正式にフリーランスビザを取得することができました。とりあえず1年間のドイツ滞在許可をもらいました。よかったぁーー!!

 

ドイツのフリーランスビザに関しては情報が少ないので、わたしがフリーランスビザを取得するまでの道のりを書いていきます。

 

ドイツでフリーランスビザを取得する!

f:id:amamiya9901:20161221010405j:plain

フリーランスビザはその名のとおりフリーランスの外国人が取得するビザです。フリーランスというと、ライターや民間学校の教師、エンジニア、建築士、場合によっては医者や弁護士なども入ります。

ちなみにアーティストビザはまたちがいますので、ご注意を。

 

ビザ申請に必要なもの

6月末、外国人局へ必要なものを持っていきました。同じくドイツでフリーランサーをやっているWASABIさんの『ドイツ・フリーランスビザ申請に必要な書類一覧!』にはこう書いてありました。

 

・有効期限のあるパスポート
・証明写真(35mm x 45mm)
・申請書(Antrag auf Erteilung eines Aufenthaltstitels または英語で
・Application for Issuance of a Residence Permit)
・資金計画書(Financing plan)
・収入見込み書(Revenue forecast)
・履歴書(Curriculum vitae)
・専門職の許可書(Professional permit)※法律関係で働く人など必要な人のみ
・健康保険(Health insurance)
・家の契約書または権利書(Lease or proof of home ownership)
・銀行の預金残高証明
・大学の卒業証明書

 

が!!実際求められたものはかなりちがいました。州がちがうのかもしれません。滞在先の州の「担当者」に必ず確認しましょう。

 

実際要求されたもの(ヘッセン州)↓

 

・パスポート、証明写真

・申請書(ベルリンのものとはちがったので、その場でもらって書きました)

・履歴書

・健康保険の証明書

・家の契約書

・収入の証明

 

この収入の証明に関しては、ブログのアクセス数やアドセンス収益、クラウドワークスの入金履歴、取引先の方から一筆いただき「フリーランスとして仕事依頼をしている」証明書、日本語教師としての雇用契約書などを、全部まとめて提出しました。

 

「ライター」として申請すると、ライター以外、たとえば翻訳でお金を稼ぐことはできません。が、現在翻訳家としての仕事がなければ、申請はできません。つまり、「稼ぎたいジャンルでなんでもいいから実績作っとけ」ってことです。

 

そこで、申請料金として50ユーロ払いました。

 

同棲するにあたり、彼が契約者になっていたので、賃貸契約書にはわたしの名前が載っていませんでした。大家さんに「同棲している証明書」なるものを作ってもらい、1ヵ月後再び提出。いつも予約が1ヶ月も2ヶ月も先なんだよな……。

 

IHKの審査を大人しく待つ

7月末、要求された書類をすべて揃え、「あとは結果待ち!」と思ったんですが、甘かったです。まず、IHKの審査なるものがあるそうです。ドイツの商工会議所ですね。

 

そこで、わたしがライター、翻訳家、日本語教師として働いていいかの審査がありました。なにを基準に審査してるのかはよくわからないけど。

 

「審査には2週間くらいかかる」と言われましたが、1ヵ月後、やっと連絡がきました。「IHKの審査に通りました。IFBに57ユーロを入金してください」とのこと。なんだそれ!!

 

IFBの審査を大人しく待つ

IFBっていうのは、フリーランスを取り仕切ってる機関だそうで、登録料のようなものが必要らしいです。FBIみたいでかっこいい。

 

よくわからないけど、とりあえず入金しなきゃいけないらしいので、入金。

 

IHKは「ドイツでその業種で働いていいか」の審査でしたが、今回は「フリーランスとして働いていいか」の審査のようです。まぁなにを基準に審査してるかはわからないんだけどね!!ドイツの役所には従うしかないからね!!

 

入金後、再び1ヶ月半待ちました。学生ビザが切れるタイミングだったので、臨時ビザをもらいました。臨時ビザ発行に20ユーロかかってます。

 

スポンサーリンク

 



フリーランスビザ取得…かと思いきや

1ヵ月半後の11月半ば。「ビザの許可が下りたので、12月○日の○時にきてください」とのこと。ドイツの役所は予約がないとまともな相談ができない上、予約は相手が指定してきます。一度「用事がある」と言ったら、3ヵ月後の予約になりました。となり街の役所は、次の週でもいつも予約できるのに……。

 

12月はじめ、意気揚々とビザを取りに行ったら、Steuernummerが必要と言われました。(先に言ってくれたら持ってきたわ!!)と心の中で悪態をつきつつ、「持ってきてないなら交付できません。20日に予約入れときますから、そのときに持ってきてください」とのこと。

 

ちなみにこのSteuernummerは、Finanzamt(税務署)で個人事業主として登録したらもらえます。

 

わたしの場合、Finanzamtの窓口の人に「担当じゃないからGewerbestelleにまず行け」と言われ、Gewerbestelleの人に「Finanzamtの担当者に個別相談しろ」と言われ、Finanzamtの担当者の人の予約を入れたいというと、「担当者などいない」と言われてブチ切れそうでした。

 

ラチが開かないので電話して「担当者につないでください」と言ったら、「だれが担当か判断するから、書類を送ってください」と郵送させられました。いやいや、なんでわざわざ郵送やねん。

 

結果、その1ヵ月後くらいに「ここサイン忘れてるから受理できませんでした」ってきて、サインしなおして再申請、やっとSteuernummerをもらえました。なにが起こったのかいまだによくわかりません。

 

フリーランス用の保険への切り替え

フリーランスビザを取得するときに、フリーランス用の健康保険に入っていることを証明しなくてはいけません。

 

プライベート保険でもいいんですが、国民保険→民間保険の切り替えはかんたんなのに対し、逆はむずかしいです。なので、長期滞在を視野に入れて、わたしはAOKにしました。

 

AOKは健康保険なので、年金、障害年金はまた別に手続きしなくてはいけません。年金担当の役所に行って相談しましょう。

 

フリーランスは社会保障費が高いので、KSKという機関が手助けしてくれます。会社員の社会保障を会社が一部負担してくれるように、フリーランスの社会保険費をKSKが一部払ってくれます。

 

この申請もよくわからなかったので、年金担当の人に泣きついて、一緒にやってもらいました。1ヶ月経ってもまだ返事がきていないので、早く手続きするに越したことはないです。

 

ドイツで正式なフリーランサーとなりました!

本当はKSKの登録が終わっておらず年金に関してうやむやになっていますが、とりあえず、ドイツでフリーランスビザを取得することができました!

 

なんかもう意味がわからなくて「帰国かもしれん!」と焦りましたが、どうにかなりました。大事なのは「担当者のさじ加減で決まるから、とにかく担当者に直接確認する」ことですね。

 

みなさんもうまく取得できるよう、祈ってます!

 

結局、KSKも2か月ほどで審査に通ったと連絡がきました。KSKの審査が通った後ふたたび年金の手続きをして、現在AOKのフリーランスのための健康保険、ドイツの国民年金、障害年金を支払っています。3つとも、KSKに加入しているので保険料の負担は少なくなっています。

 

おすすめ関連記事

ドイツ語勉強におススメの最高の参考書!独検・testDaF対策もこれでOK

ドイツ就職活動のいろは!フリーランス・就労ビザ情報も