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HSPとは?生きづらさを感じる感受性が豊かすぎる・敏感な人が穏やかに生きていくために

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わたしは小さいころから、「感受性が豊か」と言われてきました。自分でも困惑するくらい小説の登場人物に共感しすぎて1週間落ち込む、人の悩みを聞いてこっちがすぐに泣く……など、自分自身で心配になるほどです。

ほかにも「心が繊細というか、敏感だ」と思うことが多くて、心がザワつく時間がとても長く、気分の浮き沈みがかなり激しい性格です。

 

もしかして精神的になにかおかしいのか……?と思って調べてみたら、感受性豊か、敏感すぎる人(HSP)という言葉を見つけました。

 

 

感受性が豊かで敏感!HSPとはどんな人?

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HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly sensitive person)の略です。「感受性が豊か」「刺激に対して敏感」「内向的」などの特徴が挙げられます。

 

病気ではなく、あくまで生まれたときから備わっている人間の性質のひとつです。

持って生まれた敏感さから、生きづらさを感じてしまう人が多いのが、HSPの傾向です。

 

HSPのセルフチェック

こちらのサイトから、セルフチェックできます(日本語です)→Are You Highly Sensitive?

 

たとえば、こんな項目があります。

・時々神経が擦り切れたように感じ、一人になりたくなる

・痛みにとても敏感である

・騒音に悩まされやすい

・すぐにびっくりする

・仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる など

 

14項目以上あてはまっていると、HSPの可能性があるようです。

ですがHSPは病気ではなく「心理的傾向」なので、HSPだと自覚しても、落ち込む必要はありません。

 

「感受性が豊か」だとどうなる?

HSPの特徴である、感受性が豊かであることとは、つまりどういうことなんでしょう。

 

「感受性が豊か」っていうのは、「常に敏感な状態」です。他人の心にアンテナを向けている、というイメージでしょうか。わたしの場合、対人関係でいえばこんな感じです。

 

・共感が得意なので、相談役になることが多い

・相手が言ってることは本心なのか?本当は怒ってるんじゃないか?とか考えて疲れる

・人と話した後、「あの言い方はこう思わせてしまったんじゃないか」と考えて落ち込む

 

かんたんに言うと、相手の心に共鳴しやすく、相手の気分によくも悪くも引っ張られてしまいます。

 

そういう「敏感な人」の日常では、こんなことが起こります。(わたしの場合)

 

・感動的な場面→泣く、悲しい場面→泣く、幸せな場面→泣く。凶悪な事件のニュース→泣く

・小説や音楽に感情移入しすぎて何日も無気力状態になる

・ぶっつけ本番は絶対に無理

・夜中に鳴ったスマホの着信音にびっくりしすぎて、その後朝まで寝れなくなる(だからいつもサイレント)

・見知らぬ他人とエレベーターに乗るとストレスで叫びだしたくなる

・食事や就寝時間が1時間でもズレるとしっくりこなくて1日やる気が起きない

 

事実、敏感な人(HSP)はこういった傾向があるらしいです。

 

とはいえ、こういうのは個人差が大きいので、みんなが同じような状況というわけではありません。

 

感受性豊かなHSPだと生きづらい

当たり前ですが、小さなことにいちいち心がザワザワしていたら、生きづらいです。

 

自己肯定感なんてゼロだし、些細なことで心がついていかなくなる。幸いわたしは神経質だけど社交的なのでそこまで苦労しませんでしたが、心を許せる友達は超少ないです。

 

良くも悪くも他人の感情が気になっちゃう&共鳴しちゃうので、人間関係に苦労するのも、他人と一緒にいると疲れるのも、必然です。

 

感受性豊かで敏感すぎると、人との付き合いもしんどいし、心の平穏のための環境を整える必要があるし、自分に厳しくしすぎたらすぐに潰れちゃいます。

自分を守るために自分の空想に浸ったり、内向的で自分の世界を守ろうとする人も多いようです。

 

HSPの特徴を活かした生き方

HSPの人は感度が高いので、多くのことに気づき、心が乱され、共鳴してしまいます。ですがそれは、見方によっては長所にもなりえます

他人の気持ちをわかること、他人の気持ちに寄り添えることは、ときには自分を苦しめますが、他人を救うこともできるのです。

 

また、感受性が豊かなので、芸術方面で優れた才能を持っている人が多いとも言われています。他人に共感しやすいということは、他人の共感をえられる、ということなのかもしれません。

 

そのため、HSP=困ったもの、悪いもの、というわけではありません。

 

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感受性が豊かなHSPが、穏やかに生きるために

感受性が豊かで敏感なHSP。心を穏やかにして生きていくためには、なにが必要なんでしょうか。

 

わたしの彼は、感受性ってアンテナがまったく仕事してません。映画を見ながら号泣するわたしに対し、「夜ご飯なにー?」って聞いてくる人です。「今日バイト先でこんなことされた!」って愚痴っても、「昨日と似た話だからもう飽きた」と言ってゲームをしだす人です。

 

そういう人と暮らしていると、逆に「なんで自分の神経はこんな高ぶってんだ?」と冷静になってきます。HSPの人は、むしろ無神経(失礼)な人と一緒な方が楽かもしれません。

 

気にすることを気にしない

感受性が豊かだと、とにかく色々と気になります。で、多くの人は「気にしなくて大丈夫だよ」って言います。いや、わかってますから。でも気になるから気にするの!

 

そういう性分はすぐには変わりません。自分を根っこから変えようとすると、自分に嘘をつくわけですから、もっとしんどいと思います。

だったら「気にすることを気にしない」っていうのが一番妥当な付き合い方だと思います。

 

仕事関係で初対面の方とお会いする、お話する日は、「めっちゃ嫌味っぽい人だったらどうしよう」「怒られたらつらい」とか思ってなにも食べられなくなるんですが、そういう自分と付き合っていくしかないんです。

 

だったら、「なんでこんなにダメなんだろう……」って考えるより、「やべぇ全然食欲ねぇ!好きなものちょこっと食べて落ち着こう!」って方向の方がうまくいきそうじゃないですか?

 

自分を無理やり変えるより、そのままの自分を受け入れて深呼吸してみましょう。

 

自分を認めてくれる人に褒めてもらう

敏感な人って、自分のダメなところにも敏感だから、自己肯定感がすっごい低いと思うんですよ。他人の目線が気になるし。だから、褒めてもらいましょう!

 

わたしの親や友人、パートナーはみんな、「そういうところがおもしろい」「いい考えだね」とサラっとほめてくれます。うれしいし、自分の価値を認めてもらったことで、安心します。

 

強い言葉でダメ出しされると、敏感なHSPは深刻に受け止めすぎて、しんどくなるかもしれません。優しい言葉で褒めてくれる人と付き合うのがおススメです。

 

ちなみにこの本では、そういった「自己肯定感が低い」「他人に共感しすぎてしまう」などのHSPの特徴と向き合っていくための方法が書いています。

読むだけで気が楽になるので、自分を認めてあげられないHSPの人はぜひ読んでみてください。

 

客観的な情報で自分を理解する

最近は対人関係のトラブルの理由がアスペルガー症候群だったり、片付けられないのが脳の病気だったり……と、いろんな病気の認知度が進んでいます。

 

でもHSPって、はじめて聞いた人が多いんじゃないでしょうか。多くの場合、「気にしすぎな性格」で済ませられちゃうものです。

 

病気ではないにせよ、「こういった心理傾向がある人はたくさんいるよ!」っていう客観的情報を知ると、ずいぶん楽になります。「自分だけが弱くて、気にしすぎだったわけじゃないんだ!」って思えるので。

 

さっそく『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』と『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』という本を買ってみました。

前者は「穏やかに生きるために」がメインで、後者の方が「HSPとはなにか」といった要素が強いように思えます。どちらもHSPを理解できる良書です。

 

感受性豊かなHSPの人はたくさんいる!

いままで、「泣いて許されると思うなよ」だとか、「これくらいのことで騒ぐな」とか言われて、「気にしすぎるわたしが変なんだ」と思ってました。小心者で涙もろいのはいけないこと、自分を守ろうとするのは自分が弱いからなんだと思ってたんです。

 

でも、そういった敏感な人には「HSP」って言葉があって、ちゃんと研究されているようです。HSPは生まれ持った気質であって、悪いことではない。それがわかっただけで、ずいぶん楽になりました。

 

もし、「感受性が豊か」「敏感すぎる」ということで悩んでいるなら、あなたもHSPの仲間かもしれません。

 

HSPはその感受性を生かしたクリエイティブな仕事に向いていたり、他人を理解できる優しい心を持っているなど、良い面も持っています。あまり自分を責めず、追い詰めず、心穏やかに生きていきましょう。

 

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