いま出来ることを「将来の夢」にする人は結局何もしない

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海外にいるからか、たまに相談メールをいただきます。で、多いのがこういうパターン。

 

・いずれドイツへ留学したいのですが、親に反対されています

・ドイツ移住を考えていますが、向こうで仕事が見つかるかわかりません

・将来海外に行きたいのですが、どう思いますか?

 

うん、知らないよ?

わたしあなたのこと1ミリも知らないんだから、どうもこうもありませんって。ただ言えるのは、いま出来ることを「将来の夢」として語る人は、結局やらないんだろうなーってことです。

 

「将来の夢」←将来っていつ?

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物事には、いますぐ行動に移すべきものと、入念に準備すべきものがあります。でも「準備」と言ったって、今日、いまからだって出来ることだってあるじゃないですか。だったらいまから行動に移せばいい。いたってシンプルです。

 

それなのに多くの人は、いま出来ることも「将来の夢」として語ります。

ひどい場合だと、「定年したら」「10年後」の計画だったりします。もはや絵空事ですね。

 

そういう、「いつか時が来たらそれに乗っかろう」という姿勢の人は、結局何もしません。

 

果報を寝て待つのはムダ

たしかに、留学のために語学を勉強したり、お金を貯める必要があるでしょう。だから「10年後」なのかもしれません。長期計画が悪いわけじゃないんです。

 

でも、今日出来ることですら「将来の夢」として語る人がいます。それは理解できません。

 

そういう人は、「きっといつか絶好のチャンスが来る」と思っているんでしょう。はっきり言いますが、なにかをやりたいなら、だれかがお膳立てしてくれるのを待ってちゃダメです。そんな都合よくありません。

 

「果報は寝て待て」と言いますが、それは「いい知らせはなにもしなくても飛び込んでくるよ!」ってことじゃなくて、「全力を尽くしたのだからあとは待つしかない」って意味です。

 

「いつか出来たらいなぁ~」くらいのテンションで果報を待っていても、待ちぼうけすること確実です。

 

タイミングを見計らってる人多すぎ

まわりをみていて思うんだけど、タイミング見計らってる人が多すぎます。

 

「仕事辞めたいんだけど、○○さんも辞めちゃったから言いづらい」

「繁忙期が終わってから転職活動しようかなって」

「資格を取りたいけど、いますぐには必要ないかなって悩んでる」

 

こういう人、見かけませんか? 「いつかタイミングがいいときに」って言ってる人。

 

タイミングが来たときにばしっとチャンスを掴めるのは、事前にちゃんと準備してた人だけです。で、準備なんてのはいつからでも出来る。それでもやらない。

「いつか」タイミングが来たときに重い腰を上げて、それで間に合うと思ってる。すごい悠長でびっくりします。

 

今日出来ることが明日も出来るとは限らない

そして「いつかやろう」と言う人は決まって、「明日も明後日も平穏な生活が待っている」と考えています。だから先延ばしに出来るんです。

 

なぜ、先延ばしにしたらいつか自然と絶好のタイミングが来ると思えるんでしょう。「この仕事が終わったら転職活動をする」って、その仕事が終わったら次の仕事が待ってるだけでしょ。

 

今日のんびりと「いつか仕事辞めて留学したいなー」と夢見てたとしても、明日会社の不祥事が明るみになって留学どころじゃなくなるかもしれません。日本の経済が急激に悪化して、外貨レートが大きく変わるかもしれません。

 

毎日身の回りは大きく変化していってるのに、それでも「明日も同じような毎日が待っている」と確信出来るのはなぜ? なんで「いつか」なんて言えるんでしょう。

 

本気でやりたいなら今すぐ動けよ

わたしからすれば、本気でやりたいことがあるのに他のことに時間を費やせることが不思議でなりません。

 

なにかをやりたいならやればいい。それだけのシンプルなことなのに、なんで「いつか」と言って「将来の夢」にしちゃうんですか。

 

チャンスを掴みたいなら自分で動け

まだまだ無名なわたしが言うのもアレですが、チャンスを掴んだ人はみんな、自分から行動を起こしています。

 

なんかでっかいことを成し遂げた人は、みんな自分から動いてるんですよ。自分で考えて、自分の責任で。

だからまわりよりも光っていて、他人の目に留まって、チャンスを掴めたんです。

 

それなのに、なんだ? 「どうしたらいいですか?」って。知るかよ。なんでわたしがあなたに懇切丁寧に導いてやらなきゃいかんのだ。自分でまず行動してからだろ。

 

やりたいことに「リスク」は関係ない

かんたんに「仕事を辞めろ」と言うつもりはないですが、たとえば「独立するなら副業で30万円稼げるようになってから」と言う人がいます。たしかにいきなり独立はリスクが高いでしょう。

 

でも、リスクってなに? それをわかっててもいまやりたいんじゃないの? リスクを極力減らすことは一見安全に見えるけど、リスクゼロで「挑戦」なんて片腹痛いです。

 

想定しうるリスクを回避したり、ダメージを減らすことは大切です。無謀に当たって砕けろとは言いません。ですがなにか成し遂げたいのに「リスクがー」って言ってるうちは、なにも行動にうつせませんよ。

 

失敗するの怖がりすぎ

なぜ行動しないかというとかんたんで、「失敗するのが怖いから」です。だからいまじゃなくて、「いつか、万全のタイミングで」とかって言う。ある日神の啓示を受けるとでも思ってるんでしょうか。

 

そもそも、失敗=まちがいじゃないんです。失敗=目的が達成できなかったことです。挑戦には試行錯誤がつきもので、試行錯誤は失敗あってこそです。

 

いいじゃない、失敗すれば。失敗するの怖がってたら挑戦なんてできないわけで、挑戦するつもりのない夢を語られてもね。

 

失敗したくないなら現状維持してればいいけど、その「現状」だって永遠に続くわけじゃないんですよ? いつまで待ってるんですか?

 

「将来の夢」は本当に「将来」しかできないの?

「将来の夢」と言えば、小学生が「いつかこんなことをしたい!」と漠然としたビジョンを持っているイメージがあります。

小学生が「総理大臣になりたい」「野球選手になりたい」と言っても、実際になれるのはかなり先。だから「いつか」なんです。

 

でも大人になったいま、できないことなんてたかが知れてます。だいたいのことはできます。そしたらなんで、「いつか」にするんでしょう。

あなたがやりたいことは、本当に将来にしかできないことですか? 本当に「将来の夢」なんですか?

 

いま出来ることなら、いま始めるべきです。「いつか」なんて言ってたら何にもできませんよ。行動にうつす気がないなら、質問とかしてこないでほしいです。

 

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