一時帰国して気付いた、服屋の店員に話しかけられたくない理由

スポンサーリンク

一時帰国しました! 暑いね!

さてさて日本に帰ったことでどんな「ちがい」を感じるのかとワクワクしていたわたしですが、さっそく起こりました。

 

服屋でお買い物をしたのですが、店員さんがちょっとこう……邪魔!! とにかくもう話しかけられたくない!! 正直うざい!! ドイツではそう思ったことがなかったので、「なんでかなー?」と理由考えてみました。

 

ただ、服屋さんで働いている人をバカにするつもりはありません。あくまで個人的に「やだなぁ」と思った理由について考えてみたってだけです。

 

服屋の店員さんに話しかけられたくない

f:id:amamiya9901:20180828101309p:plain

来月、一番付き合いが長い友人の結婚式があります。だから帰国してすぐに、結婚式用のドレスを買いにショッピングモールに行ったんですね。夏服をあまり持ってきてなかったので、ドレスを買うことを口実に、服屋めぐりをしました。

 

でもさぁ……服屋の店員さんって、なんでうざい人がこんなにも多いんだろう。話しかけられると「うわキター逃げろー」って感じに思っちゃう。

 

いやね、買い物しやすいお店もあるよ。服屋の店員さんが人間的にダメってことじゃないよ。ただ、それでも「買い物邪魔してるのかな?」って思わせる店員さんが多いことに衝撃を受けたんです。

 

会話拒否を許さない服屋の店員さん

もちろん人によるけど、服屋の店員さんに声をかけられるのが嫌いな人、多いじゃないですか。わたしも正直あんまり好きじゃありません。でも考えてみれば、ドイツではそう言う人に会ったことがないんです。で、わたしも「イヤだな」って思ったことがない。

 

そのちがいはどこからくるんだろう? ちょっと考えてみて、その理由がわかりました。

日本の服屋の店員は、自分本位で話しかけてくるから。

 

ドイツだと、店員は客に「お手伝いできることはありますか?」「大丈夫ですか?」って話しかけるんですね。客が「見てるだけなので」と言えば店員はもう話しかけてきません。「じゃあなにかあったら言ってくださいね」「ええ、ありがとうございます」で終わり。客が接客を断ることができます

 

でも日本だと、「このワンピースかわいいですよねー!」とか「人気商品なんですよー!」って話しかけてくるじゃないですか。こう、横からにゅっと入ってくるんですよね、店員さんが。

 

そう言われたら、こっちは「そうなんですねー」って言うしかないじゃないですか。で、それに対して店員は「おすすめは~」「組み合わせとして~」って勝手に自分のペースに持ち込もうとする。

客が店員と話すことを拒否する選択肢は、店を出るかシカトするしかない。それが非常に面倒くさいんです。会話をしない、というオプションが選べないんだもん。

 

会話するのが目的になっている

日本の服屋の店員さんって、客との『会話』が目的になってる気がするんですよね。軽く話して距離を詰めて、あとは押す!みたいな。義務感で声かけてるのが丸わかりです。

 

だからワンピースを見ているわたしに、「ワンピースよく着られるんですか?」って話しかける。それさ、イエスでもノーでもどうでもよくない? ふだんどれくらいの頻度でワンピースを着てようが、気に入ったもんは買うわ。

 

「実はその色違いわたしも持ってるんですよー!」ってだからなに?っていう。「すごい綺麗なグリーンですよねー!」って話しかけられたときにはもう苦笑いよ。どう答えろと。「ほんとだー!きれいなグリーンだー!」って言うべきなの? ムリして客と会話しなくたっていいんだよ?

 

購入に関する内容、たとえば「どんなトップスと合わせますか」とか「薄手と厚手どっちがいいですか」とかはドイツでも聞かれるけど、意図がわからない質問されたことないんだよなぁ。意図のわからない謎な質問してまで話しかけなくていいよ。

 

客に同意しかしなくて役に立たない

あと思ったんだけど、日本の服屋の店員さんって基本的に客に同意しかしないよね。迷っても、「迷いますよねー! わかりますー!」みたいな。なに着ても「お似合いですよー!」みたいな。役に立たない。

 

ハッキリと「わたしはこっちが似合っていると思います」って言ってくる店員さんなんて全然いません。8割がたは「どっちもそれぞれちがうので迷いますよね~」って眉を下げてこっちが決断するのを待つだけ

たまに「〇〇したいならこっちで、××のほうがよければこっちですね」って判断基準を提示してくれるけど。まぁこれは、ブランドのレベルにもよるんだろうけど。

 

結局のところ、客に張り付いて『接客してる』という実感がほしいのかな、と思います。『客の判断を助けて購入につなげる』という考えなら、似合わないものは言葉を選びつつそれを伝えて、より似合うものを提示するでしょうし。

 

スポンサーリンク

 

 

客に「NO」を言わせない

店員さん自身も「NO」と言わないけど、客に「NO」という選択肢を与えないのもまた苦痛でした。これはあえてなのか?

 

「もしよろしければご試着もできますので」って何度も言われたけど、「だからなに?」って思いませんか。そんなん知ってるわ。「ご試着なさいますか?」って聞いてればイエスかノーで答えられるのに!

 

「よろしければ鏡の前で合わせてみてください」
「お色ちがいもございますので、よろしければご覧ください」
「2点で30%オフなので、よろしければほかのものも見てみてください」

 

こういう「よろしければ○○してください」っていう言い方だと、客は「NO」って言えないんです。「よろしければ鏡の前で合わせてみてください」って言われて、「いえ結構です」って言う人なんて、ほとんどいないじゃないですか。

 

「よろしければ鏡の前で合わせてみてください」って言われて、「あ、はい」って答えておきながらやらないのもまたなんかこう……イヤじゃない? 「YES」って言ってんのにやらない自分ってどうなの?みたいな。

 

で、言われる通り鏡で合わせたり、興味ないのに色違いを「あーこれですねー」なんて言って店員に合わせる。客として来てるはずなのに、店員の提案を無視できないからめんどくせーー!!ってなるんですよ。

 

そしたら向こうは「お似合いですよー」とか「かわいいですよねー」とこれまた客に「NO」とは言わせないことを言ってくるじゃないですか。NOと言えないコミュニケーションは超絶苦痛です。そしたら会話を拒絶するために、愛想笑いして無視するか店を出るかしかありません。

 

コミュニケーションが成り立つ服屋の店員さん求む

いやね、個人的に店員さんがどうこうっていうわけじゃないです。店員さんはみなさん一生懸命お仕事しているのでしょうし、悪気がないのもわかりますし、よかれと思ってやっているのでしょう。心地いい買い物をサポートしてくれる店員さんだっています。

 

でも、客が「NO」と言えないサービスはただの押し付けなんですよ。そして店員さんが「NO」と言えない会話は、コミュニケーションではなく客ヨイショです。

 

日本では、「お客さんの立場が高く店員さんの立場が低い」ってよく言われますよね。そのわりには、客に『接客拒否の選択肢』を与えない。じゃあ役に立ってくれるかというと、ただヨイショするだけ。邪魔ァーー!!

 

もうちょっとふつうにコミュニケーションできないものなのかなぁ。

 

「このワンピースかわいいですよねー!」「すごい綺麗なグリーンですよねー!」なんて話しかけず、「お悩みですか?」みたく客が接客を拒否できる聞き方をしてほしい

 

「よろしければご試着もできますので」「よろしければ鏡の前で合わせてみてください」ではなく「ご試着なさいますか?」「鏡お持ちしましょうか?」と聞いてほしい。

 

「お似合いですよー!」より「お客様は背が低めなので、もう少し短い丈のほうがバランスがいいかもしれませんね。試してみますか?」と提案してほしい。

 

店員さんと客とはいえ、『接客』は知らない人とのコミュニケーション。ごくごくふつうのコミュニケーション能力をもって接してくれたら買い物しやすいのになぁ~なんて思いました。個人的に。