ブログの方向転換をします。
もともと好きなことを書いていたはずなのに、だんだん自分のブログが自分のためのものだと思えなくなった。これが理由です。
自問自答1:なぜブログが書けなくなったのか
どんなに忙しくても、最低週1は更新する。これを破ったことがなかったんですが、先日ついにやりました。はい、更新しなかったんです。
いやね、忙しかったわけじゃないんです。ただ、なにを書いていいのかわからなくなっちゃって。
最初はそんなことなくて、1ヶ月50記事とかバカみたいに更新してたんですね。
でもいまは、それができない。書いている途中でやめちゃうんです。「あ、この記事おもしろくないな」「読まれないな」みたいな。
わたしは無重力人生っていう月額マガジンをやってるんですけど、そこではブログに抱いたような窮屈さを感じたことはありません。自然と言葉が湧いてくる。
でもブログだと、なんかダメなんですよね。
見出しを作って、具体例とかを入れて、できれば検索でも上位に来るように、SNSで注目してもらいやすいものがいいし……って考えると、もう面倒くさい。
個人ブログなのに「取材してないんだろうなこの人」とか「ライターのくせに考察が浅い」とか「主観的過ぎる」とか言われるんですよ。趣味で書いてるだけなのに。もう面倒くさいよ。
……みたいな。
自問自答2:わたしのブログはだれのためにあるのか?
そもそもわたしは、「自分のブログは自分のために書くので」ってスタンスでした。それはいまも変わっていません。
でも心のどこかで、「書くなら多くの人に読んでもらいたいし、ちゃんとした記事を書くべき」って思っちゃうんですよね。
だってみんな、「読者に有益な情報を」とか、「自分の言いたいことは言い切るべし」とか、いろいろ「こうあるべき」を発信してるから。
だから自然と、「そうするべきなのかなぁ。そうなんだろうなぁ」ってなっちゃって。
わたしは、だれかの役にたつためにブログを書いてるんじゃないんです。それでもやっぱり、「読まれるちゃんとした記事」を期待されてるような気になっちゃう。
そうすると、好きで始めたはずのブログなのに、「ブログ書かなきゃ……」と負担に思うようになりました。
わたしはブログで文章を書き始めて、多くの人に応援してもらって、フリーライターになったから、なおさら「ちゃんと書かないと」と思うのかもしれません。
「こうしろ」って直接言われたわけじゃないのに、「こうしなきゃいけない」って思い込んで書けなくなる。なんだかバカみたい。
わたしのためのブログだったのに、まるでほかの誰かのために書いているようです。
自問自答3:これから書いていきたいことはなんだ?
昨日、家が見つかりました。10日後に引越しとか急すぎて笑えます。
いまの環境は本当に最悪で、医者からも「どうにか引越したほうが……」と勧められるレベル。彼は学生で経済的余裕はなかったから、旅行すらできませんでした。
だから、「引越してからはこういうことしたい」っていうのがいろいろとあるんです。
超絶不器用だけど家具をつくってみたいし、弓道も再開したい。おいしいご飯も食べたいし、スペインにも行きたい。
じゃあそれを記事にするかというと、「ドイツで弓道しました★」みたいなの書いてどうすんの?って思っちゃうんですよね。そこに需要ある?みたいな。
でももともと、需要があるから書いてるんじゃなくて、わたしが満足するために勝手に供給してるものだったんですよね、ブログって。じゃあ需要なんてどうでもいいじゃん。
これからは、もっと素直に自分がなにを考えてどう生きているかを発信したいし、泥臭くがんばってる過程も記録しておきたい。
30歳になったときにブログを読み返して、「いろいろ試行錯誤してここまで来たんだなぁ……」って振り返られるようなブログにしたいんです。自分のために。
わたしの答え:形式にとらわれない「書きもの」
というわけで、ブログの方針を変えます。
形式とかPVとか文字数とかを気にせず、好きなことを書く。イマサラ感があるけど、原点回帰ということで、改めて宣言しておきます。
いままでだったら記事にしないような日常のささいなことも書くし、キャラ的に遠慮してたマンガやアニメのことなんかも書いていきます。もちろんオピニオンも。
ブログを、「自分らしさ」がつまった作品……というか記録?にしていきたいです。
もちろん多くの人に読んでもらえたらうれしいけど、もっとたくさん、独り言があってもいいよね。
だれかの役に立てなくとも、ふと読んでちょっと暇つぶしになるといいなーくらいの心構えがちょうどいい気がする。
これからちょっと試行錯誤でグダるかもしれませんが、わたしなりにいろいろ考えてやっておりますので、気が向いたときにでも読んでいただければうれしいです。
こちらからは以上です。