「否定や批判はよくない」と言うのは、罪である

ツイッターを見ていると、定期的に流れてくる言葉があります。それは「否定や批判はよくない」「足を引っ張ってくる人は無視しろ」「ひどい言葉は自分に返ってくる」というような主張。 何度でも言いますが、否定や批判はなんら悪いことではありません。否定…

専門がない平凡ライターでも、100万回読まれる記事は書ける

せっかく文章を書くなら、多くの人に読んでもらいたいですよね。そのためのノウハウとして、よく「専門性が高い記事を書け」といわれます。まぁ専門性が上がれば上がるほど書ける人が限られてくるからね。気持ちはわかる。 でも、「専門性がなければ読まれる…

オンラインサロンが人気なのは、健全な市民コミュニティがないから

最近、オンラインサロンなるものが注目されています。オンラインサロンとは、かんたんに言えば、インターネットコミュニティ&塾って感じです。たとえば「ブログ初心者がブログで稼ぐためのサロン」や「起業家がノウハウを教えるサロン」「きれいになりたい…

欧米人は本当に、自己中で空気を読まず配慮ができないのか?

「欧米人は言いたいことを言って空気を読まない。でも日本人は気遣いができる」という意見をたまに目にします。言いたいことはわかるけど、「日本の尺度でしかモノを見てないからそう思うんじゃないかなぁ」と思うんですね。 「気遣いができる日本人」と自分…

「成功したから言えるんだろ」という意見に対する反論

☆本日発売の『週刊エコノミスト』で拙著の短評が載っております。よろしければぜひお手にとってみてくださいませ☆ わたしは「誰にでもできることはある」と思っています。一方でそれを、生存バイアスだと思う人がいるのも理解できます。「どうにかできた人間…

やらない理由が思い浮かぶときは、「本当にやりたいこと」ではない

昨日、現代ビジネスで『日本の就活避け22歳でドイツに脱出した私が就職できずどう生きたか』が公開されました。ヤフーニュースの雑誌ランキングで1位をとったこともあって、多くの人に読んでいただきました! ありがとうございます! で、本題。なにかをやり…

【祝・増刷!】自分の武器はだれかが見つけてくれる

おかげさまで、拙著『日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち』が増刷になりました! うれしい~!! 「増刷になった本がいい本、そうじゃなかったら悪い本」ってわけじゃないし、わたしひとりの手柄ってわけでもないけど、それでもひとつの結果として…

一時帰国して気付いた、服屋の店員に話しかけられたくない理由

一時帰国しました! 暑いね! さてさて日本に帰ったことでどんな「ちがい」を感じるのかとワクワクしていたわたしですが、さっそく起こりました。 服屋でお買い物をしたのですが、店員さんがちょっとこう……邪魔!! とにかくもう話しかけられたくない!! 正…

理不尽なクソコメント&レビューについて思うこと

おかげさまで初めての著書『日本人とドイツ人 比べてみたらどっちもどっち』を多くの人に読んでもらっています。数千もの本が売られているamazonの本のなかで、100位以内に入っていました。ありがとうございます! でも多くの人に注目してもらうということは…